
イライザ役のシャーロット・ケイト・フォックスさん。2015年に日本政府観光局主催のセミナーに出席した際の姿 (C)JNTO
【画像】え、「めっちゃ美人じゃん」「シャロやん似てる」 コチラが『ばけばけ』イライザのモデルの女性記者です
イライザの今後の重要な仕事
放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』24週では、主人公「雨清水トキ(演:高石あかり)」の夫「雨清水八雲(レフカダ・ヘブン/演:トミー・バストウ)」が、アメリカ時代の同僚記者「イライザ・ベルズランド(演:シャーロット・ケイト・フォックス)」と手紙でやり取りを続けています。そのイライザに関して、ネット上では、人物相関図にある彼女の写真が「ネタバレ」ではないかと話題を呼んでいるようです。
※この記事では『ばけばけ』のネタバレに触れています。
『ばけばけ』の公式サイトや公式Xにある24週以降の人物相関図を見ると、トキたちと同じく10年分歳を取ったイライザの姿がありました。「トキとヘブンに関わる人々」という部分にいるイライザは、黒い洋服に黒い帽子をかぶっており、これが「喪服」に見えると言われているようです。
視聴者からは「イライザさんといえば…最終の相関図で喪服着てるんだよね…」「公式の『キャスト』アップデートで、イライザが喪服着てない?との指摘を見かけて、拡大したら、確かにそう見える。不吉だ」「イライザの写真、これ喪服だよね。何気にネタバレしてるように見えるのだけど」といった声が出ていました。
『ばけばけ』24週では、53歳になったヘブンが自分の体調や、死期のことを語っています。ヘブンのモデルであるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が、1904年9月に54歳で亡くなったことはすでに多くの視聴者が知っている事実です。しかし、『ばけばけ』でどの時代まで描くのかは不明だったため、ヘブンが亡くなる手前までで終わらせてほしいといった意見も出ていました。
前作の朝ドラ『あんぱん』は、主人公の「柳井のぶ(演:今田美桜)」が病気になるも、最後の最後に彼女が回復して5年後も元気に生きている状態で終わっています。モデルのやなせたかしさんの妻・暢さんは、1988年12月に末期がんで余命半年と宣告されるも、1993年11月まで生きており、その史実をふくらませた形の最終回となりました。
ヘブンが亡くなり、トキたちが悲しむ姿を見たくない視聴者が多かったようですが、イライザの写真を見る限り、『ばけばけ』ではヘブンの死も描くと思われます。トキのモデル・小泉セツは、夫の死から28年後の1932年2月まで生きており、1914年にハーンとの思い出を語った回想録『思ひ出の記』も発表しました。『ばけばけ』では、この『思ひ出の記』のエピソードもありそうです。
また、イライザのモデルであるエリザベス・ビスランドは、ニューオーリンズの新聞社の元同僚であるハーンの伝記『ラフカディオ・ハーンの人生と書簡』(1906年)を発表した、女性ジャーナリストでした。ハーンは来日後も彼女と文通を続けており、1891年にビスランドがニューヨークでチャールズ・ウェットモアという弁護士と結婚した後は、「ウェットモア夫人」と呼んでいます。
そんなビスランドは、史実ではハーンの死後に日本を訪れて初めてセツと出会い、親交を深めました。伝記(C)JNTOの印税は小泉家に贈られ、ビスランドとの関係は続いていきます。1922年の来日の際は、ビスランドは松江の小泉八雲旧居も訪ねました。
『ばけばけ』24週から久々に登場しているイライザには、最後に来日してヘブンの伝記を書くという大仕事が残されていると思われます。今後に注目です。
※高石あかりさんの「高」は「はしごだか」
参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(潮出版社)
