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「最後まで追いかければ…」1対2を突破→ニア上ぶち抜き! なでしこ浜野まいかの“神ゴラッソ”はなぜ生まれた? 韓国撃破&決勝に導く【女子アジア杯】

「最後まで追いかければ…」1対2を突破→ニア上ぶち抜き! なでしこ浜野まいかの“神ゴラッソ”はなぜ生まれた? 韓国撃破&決勝に導く【女子アジア杯】


 なでしこジャパン(日本女子代表)が現地3月18日、女子アジアカップの準決勝・韓国女子代表戦を4-1で制し、2大会ぶりの決勝進出を決めた。

 4試合で24得点の驚異的な得点力を発揮する日本に対し、前回大会準優勝の韓国は5バックに近い布陣で包囲網を作ったが、日本は序盤から何度もそれを崩していく。

 藤野あおばの仕掛けとシュートで相手を押し下げ、長谷川唯の2列目からの飛び出しでゴールを脅かす。チャンスをものにできずとも、その直後には長野風花が何度もデュエルで勝ち、幾度も日本がシュートに持ち込んだ。

 15分の植木理子の先制点で日本が勢いづくと、26分には右FWで先発した浜野まいかが豪快な追加点を決める。

「本当にゴールっていうのは紙一重で、いつも諦めずに走ったところでゴールが生まれる。今日もそれを意識して、どんなボールでも最後まで追いかければ勝ち取れる」(浜野)

 北川ひかるが左サイドから送ったクロスボールが、韓国のゴールを横切って右サイドに流れると、浜野はすぐにそれを追いかけ、チャン・スルギより先にボールに触る。そこにパク・スジョンが近寄り、ボールホルダーの浜野にとって不利な1対2の構図が出来上がったが、実はそこに隙があった。

「あれはたぶん(数的優位な韓国が)絶対にボールを取れる状況。でもそれ(ボール奪取)が難しくて、隙ができる時もある」(浜野)

 パク・スジョンに身体を寄せられバランスを崩した浜野だったが、右足だけはボールの近くに残し、チャン・スルギが一瞬ボールを見失った直後、浜野はすでに韓国ゴール方向へとドリブルを始めていた。
 
 しかし、このドリブル中に浜野が見ていたのはゴールの位置ではなかった。浜野は植木と藤野が立つゴール正面に視線を送ることで、クロスボールを蹴ると見せかけていた。

「自分がどの位置にいたら、ゴールはどこにあるかというのは、経験からもう分かっている。ゴール前の選手の顔を見た時に、ゴールキーパーの位置も少し見えたので、ニアハイの位置に狙って(シュートを)打った」

 右足のアウトフロントにかけた浜野のシュートは、GKキム・ミンジョンの左手をかすめるも勢いよくゴールネットを揺らし、今大会のベストゴールとも言える美しい得点につながった。育成年代の代表チームで活躍しつつ、18歳で海外に飛び出して2年と数か月。現在21歳ながら浜野の豊富な国際経験が凝縮された得点だった。

「周りに相手がいるとか関係なく、ゴールだけを見てそれをこじ開ける、シグナのプレーからも学んだのかな」

 トッテナムでチームメイトのノルウェー女子代表シグナ・ゴープセットは、昨年10月に日本戦で2得点を決め、ノルウェーに2-0の勝利をもたらしたストライカーだ。常に周りから多くのものを吸収し、成長につなげる浜野は謙虚であり貪欲とも言える。

 決勝ではタイトル獲得に燃えるホスト国オーストラリアと対峙する。パースやシドニーの街中では、大きな看板広告にオーストラリア女子代表の選手たちを見つけることができるほど、国内での今大会の注目度は高い。7万9500人収容のスタジアムは満員となりそうだ。

「アウェーの中でプレーするのも逆に嬉しくて自分は燃えるタイプなので、観客を沸かせるなでしこジャパンらしいサッカーができたら」

 謙虚で貪欲なストライカーが、初めての女子アジアカップで日本を優勝に導く。

取材・文●馬見新拓郎(フリーライター)

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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