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50周年『ガラスの仮面』現在地は「クライマックス前夜」? マヤたちの現状をおさらい

50周年『ガラスの仮面』現在地は「クライマックス前夜」? マヤたちの現状をおさらい


画像は『ガラスの仮面』第49巻 作:美内すずえ(白泉社)

【画像】美内すずえ先生も「激似」と絶賛! こちらが実写ドラマ『ガラスの仮面』の「月影先生」です

「紅天女」争奪戦、マヤの恋の行方…気になる要素が山積み!

 少女マンガの金字塔『ガラスの仮面』が、2026年3月19日でちょうどコミックス発売50周年を迎えました。1976年に第1巻が発売されて以来、累計発行部数は5000万部を超え、いまなお語り継がれる伝説的作品ですが、2012年刊行の第49巻を最後に長らく新刊が発売されていません。

 半世紀の節目を迎えたいま、改めて気になるのは物語の現在地です。いったい『ガラスの仮面』は、現在どんな展開を迎えているのでしょうか。

※この記事では、『ガラスの仮面』第49巻の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

『ガラスの仮面』は幻の名作戯曲「紅天女」の主演をめぐり、主人公の「北島マヤ」と宿命のライバル「姫川亜弓」が互いに演技を磨いていく物語です。そして、かつて「紅天女」の主演を務め、現在その上演権を所有するのがマヤの師でもある往年の大女優「月影千草」でした。

 千草は伝説の舞台を蘇らせるため、マヤと亜弓を「紅天女」の後継者候補に指名します。ふたりは千草から課された4つのエチュードに挑み、最終課題である「紅天女」の試演へと進み、その出来栄えによって正式な主演が決定するのです。

「紅天女」争奪戦はいまどのあたり?

 結論からいえば、「紅天女」争奪戦はまだ決着がついていません。物語は現在、最終審査の直前まで進んでおり、最新第49巻では試演に先立って記者会見が行われました。そこでマヤと亜弓が互いに宣戦布告し、ともに本番へ向けて準備を進める段階で止まっています。

 試演は再開発予定の駅跡地を舞台に、演出家の「黒沼龍三」と劇団オンディーヌの理事長「小野寺一」、それぞれが率いるふたつのグループに分かれて行われます。黒沼グループはマヤ、小野寺グループは亜弓を主役に据える形で準備が進む一方、亜弓は演技とは別の「深刻な問題」にも直面していました。

“失明”の危機に瀕する姫川亜弓の運命は?

 実は稽古中の事故により視覚障害を負った彼女は、早急に手術をしなければ「失明の恐れ」があると診断されています。視力はまだ完全に失われたわけではないものの、目の前にいるマヤの姿をはっきりと確認できないほどに低下していました。

 しかし、この状況は亜弓にとって決して絶望ばかりではありません。視力が衰えたことで、ほかの感覚がこれまで以上に研ぎ澄まされ、新たな演技の境地につながる可能性が示唆されています。果たしてこの逆境が主演をつかみ取る契機となるのか、それとも彼女の役者人生に暗い影を落とすのか、今後の大きな見どころです。

マヤと速水真澄って結局どうなった?

 そして『ガラスの仮面』でもうひとつ気になるのが、マヤと「紫のバラの人」こと「速水真澄」の恋の行方でしょう。長年のもどかしいすれ違いを経て、ようやく想いが通じ合ったふたりですが、真澄の婚約者「鷹宮紫織」の存在が依然として大きな壁となっています。

 第49巻では気が触れてしまった紫織を見かね、マヤへの想いを断ち切ろうとする真澄の姿が描かれました。しかし部下の「聖唐人」に背中を押され、速水家を捨てて自分の人生を生きる決意を固めます。

 このままいけば次巻で結ばれそうな流れですが、強い覚悟を感じさせる真澄の表情に、一部ファンの間では「真澄さま死亡フラグ立ってない?」「頼むからハッピーエンドであってくれ」など不穏な展開を案じる声も少なくありません。マヤの師である月影千草も最愛の人を亡くしているだけに、こうした不安が杞憂に終わることを願うばかりです。

『ガラスの仮面』第50巻はなぜ出ない?

 ここまで見てきた通り、『ガラスの仮面』は演劇も恋もクライマックスへ向けて大きく舵を切り始めています。しかし、これほど多くのドラマを抱えた物語をまとめ上げるのは、決して簡単なことではありません。

 作者の美内すずえ先生は劇中劇の台本を緻密に作り込むほか、単行本化の際は原稿に大きく手を入れるなど徹底した作り込みで知られています。物語の大一番である「紅天女」の章となれば、時間がかかるのも無理はないでしょう。

 半世紀以上にわたって読者を魅了してきた『ガラスの仮面』。その結末は、作者だけでなく作品を見守り続けてきた読者にとっても、もはや「人生の宿題」なのかもしれません。

配信元: マグミクス

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