●「MX Master 4」はエンジニアやクリエイターのニーズをとことん満たすマウス
MX Masterシリーズはただスペックが高いというだけではなく、新しい価値を創出することに意欲的なマウスだ。初代モデルはフリースピンを採用した垂直スクロールホイール、2代目は複数のPC間をシームレスに移動できるFlow機能、3代目は1秒間で1000行の高速スクロールなど、快適なユーザー体験を追求してきた。
ただ、MX Master 4は、異次元への進化を遂げたといえる。なぜなら、今回の目玉といえる触覚フィードバック(ハプティック)というこれまで存在しなかった機能を搭載し、それがプロダクトの中心的役割を果たしているからだ。今回は現段階で唯一無二といえる、マウスにおけるハプティックがもたらす効果を中心に、事前のメディア向け発表会で語られた内容を紹介していきたい。
発表会で本国から来日したlogitech InternationalでMXシリーズ シニアプロダクトマネージャーを務めるAlexandre Zreikat氏は、「MXシリーズの開発の原点にあるのはユーザー。特にエンジニアやクリエイターなど、1日に8時間以上もPCの作業を行っている人たちだ。彼らはさまざまなソフトウェアやアプリを駆使しており、非常に複雑な操作が求められている」と語った。
Zreikat氏は「考えるのと同時進行で作業したい、没頭できる環境がほしい、効率化された自分のスペースがほしい」とMXシリーズに求められるユーザーのニーズについても説明。「MX Master 4はこれらに応えるためのマウス。他に類を見ない最高のマウスに仕上がった」と最新モデルの完成度に自信を示した。
●「触覚フィードバック センスパネル」が作業の効率化に貢献
目玉機能の触覚フィードバック センスパネルは親指エリアに搭載している。反応するのは、マウス本体のイベント発生時(本体の電池残量が少なくなっているとき、他のデバイスと接続したときなど)や、Logi options+操作時、サードパーティアプリ使用時だ。
それぞれのシチュエーションに応じて、異なる振動でフィードバックを返し、まるで身体の一部であるかのように直感的な操作を可能にしてくれる。振動のパターンはカスタマイズ可能で、強度(4段階)やリアクションのタイミングなどを自分の好みで調整できる。アプリごとにON/OFFを切り替える選択肢も用意している。
特筆すべきなのが、触覚フィードバック センスパネルを押すと起動する新機能「Actions Ring」。これは画面上に八つのショートカットがリング状に表示され、カーソルを合わせるだけで複雑なマウスやキー操作を瞬時に実行してくれるというものだ。
これにより削減されるのが、作業時のマウスの移動量だ。同社は本機能によって移動量が最大63%減り、それに伴い、作業時間を最大33%時短することにつながるとしている。Logi Options+でアプリごとに操作の割り当てを変更できるので、ユーザーに最適化できる点も魅力的なポイントだ。

