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F2有望株ダンのマクラーレン育成離脱の理由は何なのか? 浮上するレッドブル入りの噂……“ボルトレトパターン”か

F2有望株ダンのマクラーレン育成離脱の理由は何なのか? 浮上するレッドブル入りの噂……“ボルトレトパターン”か

FIA F2でランキング上位につける若手ドライバー、アレックス・ダンがマクラーレンの育成プログラムから突如離脱した。これにより他チームとの交渉という道が開かれたため、レッドブルとの契約が差し迫っているという噂も囁かれているが、現時点では時期尚早と言えるだろう。

 ダンは今季、F2でルーキーシーズンながらタイトル争いに加わる活躍を見せており、優勝とポールポジションをそれぞれ2回、表彰台を7回記録している。一時はランキングトップを争いながらも、現在は5番手まで下がってしまったが、それでも彼のパフォーマンスは高く評価されている。オーストリアとイタリアではマクラーレンからF1のフリー走行に出走。そのフィードバックや姿勢はチームから高い評価を受けていた。

 その一方で、レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは例によってジュニアカテゴリーから次の大物を探し続けており、ダンと顔合わせレベルの話し合いの場を持ったことは周知の事実だ。

 レッドブルとマルコは、2026年に向けてレッドブル・レーシングおよびレーシングブルズのドライバーラインアップをどうするか検討しているところだ。ルーキーながら印象的な走りを見せているアイザック・ハジャーのトップチーム昇格が有力視されているが、現在レッドブルで走る角田裕毅、レーシングブルズのリアム・ローソン、そしてF2で戦うアービッド・リンドブラッドが残るシートを争っていると見られる。

 しかしながらレッドブルは2023年にニック・デ・フリーズをアルファタウリからデビューさせたり、昨年末にはフランコ・コラピントに関心を示したりと、常に幅広い選択肢を持っていることで知られ、外部からドライバーを獲得する可能性を排除しているわけではない。マルコはここ数ヵ月、ダンおよび彼のマネジメントと面談している。

 そのため、シンガポールGP直前にダンがマクラーレンを即時離脱したというのはタイミング的にも注目を集めている。しかしmotorsport.comが理解しているところでは、この離脱はレッドブルとの交渉の進展に直接結びついたものではないという。

 実際のところは、ダンとマクラーレンが今後について協議をする中で、マクラーレンから提示された来シーズンのオファーをダン側が断り、それが関係終了に繋がったということのようだ。

 マクラーレンは現在F1のチャンピオンシップをリードする存在であり、共にドライバーズタイトルを争うランド・ノリスとオスカー・ピアストリは長期契約を結んでいて将来安泰。マクラーレンとしても、ダンに対してF1昇格の明確な道筋を約束できる立場になかったのは間違いないだろう。

 これは今季ザウバーからF1デビューを果たしたガブリエル・ボルトレトの状況とよく似ている。F3、F2を立て続けに制したボルトレトは元々マクラーレン育成にいたが、結局ザウバーに移ることで“浪人”期間なしでのF1昇格を叶えている。

 ダンにとって、F1シート獲得への道を早める現実的な選択肢のひとつは、レッドブル・ファミリーに入ることだろう。もうひとつの可能性はアルピーヌだが、motorsport.comに入っている情報では、アルピーヌはダンに触手を伸ばしていないと見られる。

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