あのとき僕が選んだ道
3年前、僕には2年間付き合った彼女がいました。優しくて、いつも僕のことを気にかけてくれる人でした。けれど当時の僕は、その優しさに甘えきっていたのだと思います。
職場で出会った別の女性に心を奪われ、彼女に「他に好きな人ができた」とチャットで伝えました。
彼女は何度も理由を聞こうとしてくれましたが、僕は一切応じませんでした。新しい恋に夢中だった僕は、彼女の気持ちなど考える余裕もなかったのです。
崩れていった「新しい幸せ」
新しい彼女との日々は、最初こそ刺激的でした。けれど時間が経つにつれ、些細なことで衝突するようになりました。気がつけば、あの頃当たり前のようにあった穏やかさを懐かしんでいる自分がいました。
そして先月、新しい彼女からも別れを告げられたのです。一人になった夜、僕はスマートフォンを手に取りました。「やっぱりお前しかいない。会いたい」と送信ボタンを押しました。
