第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、アメリカは3大会連続で決勝に進んだが、ファイナルでベネズエラに2対3で敗れ、2大会連続で準優勝に終わった。
投手は昨季のサイ・ヤング賞のポール・スキーンズ(パイレーツ)とタリク・スクーバル(タイガース)、最速168キロの守護神メイソン・ミラー(パドレス)ら、野手はMVP3度のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)や本塁打王のカイル・シュワーバー(フィリーズ)らスター選手を揃え、史上最強の呼び声が高かったなかでの無念の結果だった。
なぜアメリカは敗れたのか。同国メディア『OUT KICK』で、ザック・ディーン記者は「理由は十数個挙げられるだろう」としつつ「最大の敗者は、まだ誰も注目していなかった約2週間前に数イニング投げた、タリク・スクーバルだ。この件で本当に、本当に、悪い印象を残したと思う」と主張する。
アメリカ代表入りで大きな期待を浴びたものの登板は1次ラウンドのイギリス戦(〇9対1)の3イニングだけだったスクーバルが、「ファンから徹底的に叩かれ続けている。本当に、ひどいレベルで叩かれている。これほど彼の評判が落ちたことはかつてなかったと思う」という同記者は、「タイガースのファンから何人もの声を聞いた。彼らはスクーバルに完全に愛想をつかしている」と、エース左腕の厳しい状況を伝える。
スクーバルは代表離脱後、準決勝ではベンチでチームメイトの応援をするために大雨のなかを自動車を運転して訪れたが、「それがどうしたというのか」と手厳しい。
そして「やるなら全力でやれ、そうでなければやるな。今大会のアメリカにおけるこの中途半端な姿勢は、最初から最後まで最悪だった」と辛らつに批判した。
同記者は最後に「スクーバルが、アメリカがベネズエラに負けた原因ではない」としてジャッジやシュワーバーらの不振にも触れつつ、「しかし、スクーバル問題はずっと燻り続けていた。第1戦から何かがおかしかった。敗北は予兆があったのかもしれない」と締めた。
スクーバルは可能な範囲で最善を尽くしたのかもしれないが、結果的にわずかなイニングしか投げなかった事実が現地で痛烈な批判を浴びている。
構成●THE DIGEST編集部
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