スウェードのエイジングは、きれいな状態をキープするか、あえて汚れを活かすか、二極化しており、好みが分かれるところ。ただ長く使うにはメンテナンスが欠かせない。今回はリペアのプロフェッショナルであるブラスに、メンテのいろはと裏技を伝授してもらおう。
手入れで使用する道具

- 馬毛ブラシ
- 金ブラシ
- トリートメントスプレー
- 防水スプレー
正直オイル染みをとるのは難しいけど、黒ずみを落としたり埃をかき出すのが大事

今回はこちらのブーツをお手入れしていく!
教えてくださるのは「Brass shoe co. / CLINCH Boots & Shoes」渡邉夏生さん

スポーツウェアメーカーを経て、シューリペア&カスタムの世界へ入った異色の経歴。リペアだけでなく、靴の製造から革の特性まで網羅するスペシャリストだ。
手入れ手順

全体的に馴染ませてから、スウェードの寝てしまっている部分や頑固な汚れを掻き出すために、金ブラシ付きのスウェード用ブラシを使う。これだけで見栄えが違う。

ブラッシングが終わったら、M.モウブレイのスウェード&ヌバックトリートメントを全体的に塗布していく。これは革の栄養を与えると同時に色褪せを復活させてくれる。

まずは全体をブラッシングしていく。起毛した部分やコバなどに溜まった埃を掻き出していくので念入りに。このブラシはブラスのオリジナルで、馬毛のものを使用。

最後の仕上げに防水スプレーをしていく。水を弾くだけでなく、汚れの防止にもなるので必ずやっておきたい。特に淡いトーンのスウェードは汚れが目立つのでマスト。

頑固な汚れこそ完璧には落ちてはいないが、あまり目立たなくなり、色ムラも落ち着き、毛足が整った印象。半年に1度くらいの頻度ではメインテナンスしたい。
押さえておきたいポイント
- ブラッシングして、専用のトリートメントを
- 頑固な汚れには金ブラシが付いた専用のブラシで
- 汚れを防止するために防水スプレーはマスト