アニメ「森の安藤」などYouTubeを起点に、監督・脚本・作画・編集・声・歌までをすべて一人で手がける自主制作アニメで注目を集めてきたアニメ・イラスト作家、谷口崇さっm。YouTubeの総再生回数は1億回を超え、テレビ番組やCM、音楽アーティストへのイラスト提供など、ジャンルを越えて唯一無二の活動を続けてきました。そんな谷口さんの代表作であり、一枚の落書きから誕生したオリジナルヒーロー作品「おしり前マン」が、まさかの長編映画化され、現在全国公開中です。
前記事では、谷口監督に本作の企画から制作へのこだわりなどお話を伺いましたが、この記事では、「おしり前レジェンド」の声優を務めた二宮和也さんとの関わりについてお聞きしました。
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——「おしり前レジェンド」の声を二宮和也さんが担当していますが、どの様な経緯で決定したのですか?
谷口:脚本の初稿を書いているくらいの頃に、紙谷(零)プロデューサーから「今回、おしり前マンとおしり前レジェンドの掛け合いがあるので、どなたかに声をお願いしましょう」という提案があり、「二宮さんのYouTubeチャンネルの空気感がすごく好きなので、万が一二宮さんが出てくれたら夢みたいですけどね」と、雑談レベルで話していました。そうしたら、まさかの後日「快諾いただきました」と言われて。本当に驚きました。
——それはビックリしますよね!
谷口:驚きすぎて、嬉しいとか感動の前に「何が起きているんだ?!」という感じでした。作品の中に込めた想いなど、全部理解してくださって、収録の時に「このニュアンス良いかなと思うのですが、どうですかね?」と提案してくださったり、すごく楽しかったです。
二宮さんがつくる笑いの空気感は、僕が作品で表現したい、笑いというか空気感の最上級だと思っているんですね。
そのニュアンスの表現がめちゃめちゃ上手で。ボケていないのに、何かおかしなことが起きているということを、セリフでにおわせるのが絶妙でした。“ちょけた”言い方をせずに、でもおかしなことが起きているということをお客さんに気付かせる、その演技の匙加減が本当に素晴らしかったです。
——おっしゃるとおり、そのへんのニュアンスって説明しようとするとかなり難しいのかなと思います。改めて素敵な作品をありがとうございました。
『おしり前マン〜復活のおしり前帝国〜』
公開日:2026年3月20日(金・祝)新宿武蔵野館ほか全国公開!
配給会社:SAIGATE
©2026映画「おしり前マン」/ 谷口崇
