「ミネラルウォーターとは何が違うの?」「本当に美容にいいの?」と、疑問に思う人も多いかもしれません。
そこで、今回は「なんとなくよさそう」で終わらせない、温泉水が選ばれる理由を、あんしん漢方薬剤師の水谷優実さんに解説いただきます。
そもそも温泉水を飲むってどういうこと?
「温泉水を飲む」と聞くと、温泉地で湯気の立つお湯を想像してしまう人も多いかもしれません。
しかし、美容や健康目的で飲まれている温泉水は、飲用として成分管理・安全基準をクリアしたものです。
日本では、温泉法により「温泉」と名乗るには特定の成分や温度条件を満たす必要があります。
飲用可能な温泉水は、これらの条件を満たしたうえで、さらに衛生管理や成分分析が行われています。
つまり、「飲む温泉」とは、自然由来のミネラルを含んだ水を日常的に飲みやすく整えたものと考えるとイメージしやすいでしょう。
温泉水が美容にいいといわれる理由とは?
温泉水が美容目的で選ばれる理由は、主に下記のような内容が挙げられます。
ミネラルバランスが自然に近い
温泉水には、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなど、からだに必要なミネラルが含まれています。ポイントは「含有量の多さ」だけでなく、自然由来でバランスよく含まれていることです。
ミネラルは体内で生成できないため、食事や飲み物からの摂取が必要です。
水分補給のついでに少量ずつ補えるので、続けやすいでしょう。
飲みやすい
アルカリ性の温泉水は、口当たりがまろやかで飲みやすいといわれています。そのため、「水を飲むのが苦手」「ミネラルウォーターは味が合わない」という人でも、温泉水は続けやすいと感じる可能性もあります。
毎日飲むものだからこそ、味のストレスが少ないことは大きなメリットです。
毎日続けやすいインナーケア
美容は、1日で劇的に変わるものではありません。温泉水の魅力は、サプリや特別なドリンクのように「頑張らなくても続けられる」点にあります。
「朝起きて一杯」「食事中の水分補給」「コーヒーやお茶の代わり」など、日常の水分摂取を温泉水に置き換えるだけで、無意識にインナーケアが積み重なりますよ。