3・22後楽園大会のアイアンマンヘビーメタル級選手権試合へ向けた公開会見が20日、都内で行われ、鈴木みのるが今林久弥GMからベルトを強奪。急きょ、新王者・鈴木に高木三四郎、大鷲透、男色ディーノ、スーパー・ササダンゴ・マシン、アントーニオ本多、今林GMの6人が挑むことになった。
アイアンマン王座を保持していた本多が4・15後楽園大会で新日本・YOHとの一騎打ちが決まったことを受けて、3・11新宿大会で今林GMがベルトを奪取。「DDTの至宝のこのベルトを新日本に流出させるわけにはいかないんだよ。GMとして、考えられるリスクは避けなければならない」と説明していた。大会終了後、彰人取締役が3・22後楽園大会で王者・今林GMに鈴木&?木&大鷲&ディーノ&ササダンゴ&本多の6人が挑戦する1対6ハンディキャップマッチを行うことを決定。同王座戦は東京女子3・29両国大会で時間差バトルロイヤル形式で行われることも決定しており、怒りの今林GMは「なんとしても防衛して、3・29両国にチャンピオンとして上がってやりますよ!」と意気込んでいた。
大鷲とササダンゴは所要のため会見を欠席。出席した4人の挑戦者がコメントを順番に述べ、本多は「今林、ふんぞり返ってチャンピオン面してるけど、お前がチャンピオンになった経緯が汚すぎる。リニューアルされた、ものすごい金属が使われているベルトで、この俺を殴りやがって」と今林GMを批判。「親にもベルトで殴られたことないのに。そんな気持ちで戦うからな覚悟しとけ!」と怒りを爆発させた。
ディーノが「今林、ベルトとか関係ねぇんだ。この私と一番因縁があるのはてめえだろうが。てめえだけはぶっ潰す。よく覚えとけ!」と通告知れば、高木は「今林、せっかくベルト、リニューアルしたのに、なんでてめえみたいな素人が巻いてんだよ。リニューアルして、このアイアンマンの価値を上げようと思ったのに、お前が巻いてたら意味ねぇだろ。後楽園でアイアンマンの価値を俺が取り戻す」と宣言した。
そして鈴木は「なんでDDTはこんなとこに俺を放り込んだ? 誰が持ってようと、こんな薄汚ねぇベルトに興味ない」と不機嫌な様子。「俺が狙ってんのは上野(勇希)が持ってるKO-D無差別、それを獲りにいかしてもらう。どうでもいいんだよ。こんな試合」と吐き捨てた。
司会進行を務めていた王者・今林GMは「本多選手がこのベルトを獲った状態で、YOH選手とのシングルマッチが決まってしまった。このままではこのベルトが新日本さんに流出してしまう危険性があるということで、リスクを回避するために会社のためを思って、私が獲ったわけです。それなのに彰人取締役がGMの私に何の報告もなく、勝手にこういったカードを組んでしまった。1対6という理不尽なカードを組んでしまった。これはもう取締役の業務委託社員へのハラスメント。パワハラでサイバーエージェント本社に訴えようかと思ったんですけど…」と彰人取締役を批判。一方で「こんな私が頑張って、このベルトを防衛する姿を見せることによって、全国の業務委託社員、派遣社員、契約社員の方に少しでも勇気、元気を与えることができるのではないのか? それがプロレスに携わっている者の使命なのではないかと思いまして。なんとかこのベルトを当日は防衛して、3月29日、東京女子プロレスの両国国技館大会にチャピオンとして上がろうと思っております」と防衛を誓った。
その後、質疑応答となり、鈴木は「こんな試合に興味ないし、ベルトにも興味にありません!」と強調。会見中ながらスマートフォンでゲームを始めてしまった。そんな中、今林GMは「ベルトを巻いた瞬間に、このベルトにふさわしい男になろうっていう気持ちが湧いてきまして。普段もできるだけ階段を使うようにしたり、朝のバイトの時も重い荷物を率先して持ってやろうとか、少しは運動しようという気持ちが芽生えてきました」と王者としての自覚を語った。
ところが、フォトセッションになると、様相が一変。「ベルトに興味ない」と発言していた鈴木がスリーパーで今林GMを絞め上げた。今林は即座にタップ。松井幸則レフェリーが駆けつけて王座移動を認めた。
この結果、アイアンマン王座戦は王者・鈴木に高木、大鷲、ディーノ、ササダンゴ、本多、今林GMが挑戦する形に変更。今林GMは「鈴木、俺たち6人でお前からそのベルト引っぺがしてやるからな!」と通告したものの、鈴木は「俺がその日行くかどうか分かんないぞ。明日、(ショーンキャプチャーの)島根で誰かに取られちゃうかもしんない」と発言して退席した。

