SNSで情報を集めようとすると話題が一色しかないように感じる時がある。センセーショナルな話題に塗りつぶされて他が見えなくなるというか。そう考えると、陰謀論の素ってテレビとかSNSとか関係ない。人の性であると言えよう。
そんなわけで、日本内でも離れた田舎の問題というのはいまだになかなか届かないものだ。千葉県の房総半島でキョンが大繁殖して問題になっていることとか。
・問題を初めて知った現地での出会い
私(中澤)が初めてこの問題を知ったのは2024年のこと。千葉県君津市の猟師が運営するジビエビュッフェレストラン『猟師工房ドライブイン』に行った際、キョン肉のカレーが告知されていたので、聞いてみたところ、房総半島で大繁殖して農作物への被害などが深刻化しているとのことだった。
私はキョンという動物をその時初めて知ったんだけど、小型のシカ科の動物で、大きさは中型犬くらいの特定外来生物らしい。猟師にして『猟師工房ドライブイン』の社長である仲村さんによると、夜行性で鳴き声がうるさいので騒音的な問題もあるという。
・猟師の問題
クマ問題でも語られていることだと思うけど、個人的にも害獣駆除は人が暮らす上で必要だと思う。しかし、現実問題、猟師の担い手は少ない。仲村さんいわく、猟師だけだと生活が成り立ちにくいということも問題なんだそうな。
そこで駆除された害獣をジビエ肉として流通することでコミュニティーの活性化をはかるというのが『猟師工房ドライブイン』のコンセプトの1つなのだとか。
