
「なぜ扉を開けておかない理由がある?」アーセナル16歳俊英のW杯行きの可能性はあるか。ドイツ人指揮官の考え「5月に最後の決断を下す」
イングランド代表のトーマス・トゥヘル監督が、アーセナルに所属する16歳のマックス・ダウマンに言及した。北中米ワールドカップ出場の可能性に関して“扉は開いている”と。イギリス紙『THE Sun』が報じている。
アーセナルの超新星は、3月14日のエバートン戦でプレミアリーグ最年少得点記録を更新。ただ、トップリーグでの出場時間はわずか43分に過ぎない。20日に発表されたイングランド代表のメンバーで選外のダウマンは、U-19代表の一員としてポルトガルでのトーナメントに参加する予定だ。一方、“スリーライオンズ”はウェンブリーでウルグアイ、日本との親善試合を控えている。
トゥヘル監督はダウマンのA代表入りの可能性について、次のように語った。
「なぜ扉を開けておかない理由がある? 私はあらゆる年齢の誰に対しても、扉を開けておく。コーチとして学んだことだ。最後の決断を今、下さないようにね」
「彼は非常に若く、若すぎるとの議論もあるだろうけど、なぜ今、その議論に耳を傾ける必要があるのか。出場時間のために戦わせよう。現時点ではレギュラーではないし、代表に選ばれるには、クラブでレギュラーであるべきだという意見もあるだろう」
さらに指揮官は「なぜ私がそれを除外するだろうか? もちろん、彼がやっていることは印象的だ。私が選手たちや、彼を知る人々から得るフィードバックも印象的だ。我々はそれを見て、5月にメンバーを組む時に最後の決断を下す」と続けた。
アーセナルに所属するデクラン・ライス、ブカヨ・サカ、エベレチ・エゼ、ノニ・マドゥエケは、今回の親善試合に向けた35人の代表メンバーに含まれており、トゥヘル監督は彼ら全員と話をしたという。
ダウマンが試合の流れを変える選手(ゲームチェンジャー)だと思うか、という問いに対し、トゥヘル監督は「その通りだ」と答えている。
イングランド代表では、2006年のワールドカップで当時16歳だったセオ・ウォルコットがメンバー入りしたが、1分もプレーしなかったという過去がある。また、スペイン代表ではバルセロナの神童ラミネ・ヤマルが、2023年に16歳と53日でデビューを果たした。
トゥヘル監督はこうした比較に、慎重な姿勢を見せた。
「ヤマルやメッシなど、彼らが代表入りした年齢と比較するリスクもある。私は把握していないが、ヤマルは代表でプレーする前に、クラブでもっと多くの出場時間を得ていたのではないか? そう思う」
「マックスは最高の環境とサポートシステムに囲まれていると聞いている。チームワークを第一とする良いクラブにいる。これらはすべて良い兆候だが、彼についてあまり話したくない。助けにならないと感じるからだ」
トゥヘル監督はまた、リバプールに所属する17歳のウインガー、リオ・エングモハに関しても、ワールドカップのメンバー入りの可能性を否定していない。『5Live』の取材に対し、「なぜそれを除外すべきか? リオはリバプールで良いシーズンを送っており、チームに定着しつつある」とコメントした。
本大会まで、まだ少しだけ時間がある。52歳のドイツ人は「今は3月で、我々が出発するのは6月だ。5月下旬にメンバーを発表しなければならないのだから、すべてが可能だ」と見据えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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