
スタジオツアー東京は、映画「ハリー・ポッター」シリーズと「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の舞台裏を体験できる施設。11歳の誕生日を迎えたハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)のもとに、ホグワーツ魔法魔術学校から入学許可証が届くことから始まった「ハリー・ポッター」の物語。今回の特別企画「ホグワーツからの招待状」では、その物語の“原点”ともいえる瞬間を追体験できる映画セットや展示、インタラクティブ体験が用意されている。
■「ホグワーツからの招待状」の見どころを、映画の名シーンと共にチェック!
まず「スタジオツアー東京」のロビーで来場者たちを迎えてくるのは、“ホグワーツからの招待状”ともいえる入学許可証の大きなオブジェ。隣接するメインショップでは入学許可証に自分の住所や名前を入れられるパーソナライズサービスが実施されているので、ツアー開始前に立ち寄れば、劇中のハリーと同じようにホグワーツへの入学が決まった気分でツアーに参加することができるだろう。


ツアーの最初に足を踏み入れるホグワーツ魔法魔術学校の大広間は、ハリーが初めて“魔法の世界”に触れた瞬間でもある『ハリー・ポッターと賢者の石』の入学式シーンを思わせる装飾に。天井に浮かぶ400本以上のキャンドルに、グリフィンドールやスリザリン、レイブンクロー、ハッフルパフといった寮ごとのテーブルに並べられた食器。そして正面中央には、入学式で新入生たちの運命を決める“組分け帽子”が待っている。


ここで来場者は、あの“組分けの儀式”のシーンを体験することができる。目の前で表情豊かに動く組分け帽子が、映画と同じレスリー・フィリップスの声で寮の名前を告げると、たちまち周囲はそれぞれの寮のカラーに。さらに大広間の天井付近には、新入生たちの門出を祝福してくれるかのようにホグワーツのゴーストたちの姿がプロジェクションマッピングで投影。臨場感たっぷりにホグワーツ生活が始まる瞬間を味わったら、映画制作の舞台裏が紐解かれていくエリアへ進んでいこう。


今回の「ホグワーツからの招待状」の最大のポイントは、映画劇中で使用されたさまざまな特殊効果(SFX)と視覚効果(VFX)の秘密をデモンストレーション付きで目撃できること。例えばグリフィンドールの談話室では、『ハリー・ポッターと賢者の石』に登場する重要なアイテムのひとつであり、その後のシリーズ作でも登場した“透明マント”の撮影技法が紹介される。


また、フリットウィック先生の呪文学のシーンを再現した展示では、インストラクターのスタッフが「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」を実演。順路後半のクリーチャー制作室では、ロビー・コルトレーンが演じたハグリッドの巨体がどのように作られたのかという特殊メイクの解説も行われ、世界中に魔法の世界を届けた映画制作スタッフたちの創意工夫がわかることだろう。


他にも、バックロットエリアにあるプリベット通り4番地のダーズリー家の内部では室内を舞う入学許可証の量がパワーアップ。ツアーの締めくくりを飾るホグワーツ城の模型では、ハリーが初めて臨んだクィディッチの試合、グリフィンドール対スリザリンの模様が大迫力のプロジェクションマッピングで投影。『賢者の石』の胸躍るシーンの数々が鮮明によみがえるツアーとなること間違いなしだ。

■“初代アンバサダー”2人の注目ポイントは?
「ホグワーツからの招待状」が開幕を迎えた3月18日には、9と3/4番線のホグワーツ特急の前でオープニングセレモニーが開催。「スタジオツアー東京」の初代アンバサダーを務める桜田ひよりと吉川愛が登壇した。

レイブンクローのローブを着た桜田と、スリザリンのローブを着た吉川は、先日解禁されたスペシャルムービーの撮影でひと足先に「ホグワーツからの招待状」を満喫。桜田は「本当に貴重な経験をさせていただき、とても充実した時間を過ごすことができました」、吉川は「インストラクターの方からたくさん教えていただいて、もっともっと『ハリー・ポッター』が好きになりました」と、撮影を振り返る。
さらに今回の特別企画の展示内容について桜田は「“最高”のひと言に尽きます」と感嘆の声をあげる。「映画を観ている時にはどういうふうに撮っているのだろうと思っていたのですが、『こうやっていたのか!』と。俳優の方とスタッフの方が息を合わせて作り上げていった過程の説明を受けながら、新たな発見がたくさんありました」と、俳優ならではの視点で熱弁。また吉川も「魔法の世界、『ハリー・ポッター』の世界に入れたことがうれしかった」と興奮気味に語った。

オープニングセレモニーでは、この「ホグワーツからの招待状」と『ハリー・ポッターの賢者の石』の25周年を記念し、ホグワーツ特急の乗車チケットをイメージした特大のアニバーサリーケーキが登場。運び込まれてくる段階から「かわいい〜!」と2人は大はしゃぎ。
そして桜田は「大人になったいまでも毎年冬になると『ハリー・ポッター』を観たくなって、最初から最後まで観ています。そのたびに、新たな発見や『いいな』と思うポイントがある。このスタジオツアー東京も、映画と同じでいつ誰と来ても楽しめます。友だちやいろんな人を誘って、楽しくわいわいと『ハリー・ポッター』の世界に没頭していただけたらと思っています」とアピール。

また吉川も「これまでスタジオツアー東京に来たことがあるという人でも、『ホグワーツからの招待状』でまた新たな体験ができます。出入り口から最後まで、グッズからフードまで盛りだくさんで楽しめるので、ひとりでも多くの人が体験してくれたらうれしいです!」と呼びかけ、最後は2人それぞれ魔法の杖を手に「ホグワーツ特急、出発進行!」と声を合わせていた。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』公開25周年記念特別企画「ホグワーツからの招待状」は9月6日(日)まで開催中。是非とも足を運び、映画の舞台裏をたっぷりと堪能しながら、魔法のようなひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
取材・文/久保田 和馬
