現地時間3月19日(日本時間20日、日付は以下同)、シャーロット・ホーネッツは本拠地スペクトラム・センターで行なわれたオーランド・マジック戦のハーフタイム中に、球団の功労者デル・カリーの永久欠番式典を開催した。
カリーはホーネッツで10シーズンにわたりプレーし、レギュラーシーズン通算701試合出場と在籍10シーズンは球団史上最長、通算9839得点と3ポイント成功数929本は同2位にランク。1993-94シーズンには最優秀シックスマン賞に選ばれた好シューターが着用した背番号30は、ボビー・フィルズ(13番)に次ぐフランチャイズ史上2人目の永久欠番となった。
会場にはゴールデンステイト・ウォリアーズでプレーする2人の息子(ステフィンとセス)をはじめとする、家族や現役時代のチームメイトたち、ホーネッツのフロント陣らが駆けつけ、現在ホーネッツのテレビ解説者を務めるデルを祝福。
式典を終えると、ステフは「カリー・ファミリーにとって特別な夜になった。僕らの本家が永遠にアリーナの天井へその名を刻む。おめでとう、父さん」とソーシャルメディアへ投稿していた。
2009年のプロ入りからウォリアーズ一筋17年目のステフにとって、ノースカロライナ州シャーロットはホームタウン。シャーロットのローカルメディア『WSOC-TV』へリモート出演した際、もしホーネッツへ加入したら、父が背番号30の着用を認めてくれるだろうと、時折笑みを交えて話していた。
「常に選択肢は残しておくべきだね。背番号が永久欠番になるということは、不滅の証であり、誰も触れてはならないものになる。でももしそうなれば、父さんならきっと特別な配慮をしてくれるだろうね」
弟のセスは、昨季までの約2シーズンをホーネッツで過ごし、30番を着用してプレーしていた。それに対し、ステフはNBA入りからずっとウエスタン・カンファレンスのウォリアーズに所属しているため、シャーロットでは1年に一度しかプレーできない。
現行契約が来季まで残るステフが、この先ウォリアーズを退団する姿は想像し難い。ただ、もし他球団でプレーする可能性があるとしたら、ホーネッツはその筆頭候補になるはず。今回の発言はリップサービスだとしても、可能性は決してゼロではないだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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