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“フォア頼み”のプレーに限界を感じたルブレフが変革へ! 課題は“判断力”「いつ方向を変えるべきかわからない」<SMASH>

“フォア頼み”のプレーに限界を感じたルブレフが変革へ! 課題は“判断力”「いつ方向を変えるべきかわからない」<SMASH>

男子テニス元世界ランキング5位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア/現世界16位)が、キャリアの岐路に立たされている。マスターズ1000での2勝を含むツアー17勝を挙げ、約4年半にわたってトップ10を維持してきた28歳は、自身のプレースタイルに限界を感じ、変革に踏み出した。

 しかし、その試行錯誤はまだ結果に結びついておらず、開催中の「マイアミ・オープン」(ATP1000)では、アレハンドロ・タビロ(チリ/同41位)との初戦で敗退を喫した。現地で出演したポッドキャスト『Nothing Major』で、ルブレフは率直な自己分析を口にしている。

「ほぼフォアハンドのみに頼り、プランBを持たない私の単調なプレースタイルでは、すでに限界に達していると感じている」

 ツアー屈指の破壊力を誇るフォアを軸に結果を残してきた一方で、その単調さはトップ中のトップとの対戦で弱点にもなってきた。本人もその到達点を認める。

「トップ5に入るために、できることは全て絞り出したと思う」

「今は何かを変えてみて、それがさらなる後押しになるかどうかを見てみる時だ」
  現在はプレーの幅を広げるべく取り組んでいるが、課題はショットそのものよりも判断の部分にあるという。

「ネットに出るべきではない時に出たり、いつ方向を変えるべきかわからなかったりする」

 新たな選択肢を試す中で、従来の本能的なプレーとの間にズレが生じているのが実情なのだろう。こうした移行期においては短期的に成績が揺らぐことは避けられない。

 長らく自身のフォアに絶対的な信頼を置き、変化を拒んできたルブレフだが、その姿勢は変わりつつある。この過程で重要な役割を担っているのが、昨年春からチームに加わった元世界1位のマラト・サフィン氏(ロシア)だ。かつてはコート上で感情を爆発させる場面が目立ったルブレフに、精神的な落ち着きを与えている。

「サフィンとの取り組みは非常に助けになっている。彼は落ち着きと成熟をもたらしてくれる。彼がそこにいるだけで、全てがうまくいくかのように、より安心できるんだ」

 安定を捨てて進化を選ぶ決断は、ランキング低下のリスクとも隣り合わせだ。それでもルブレフは変革に踏み出した。パワー一辺倒から戦術と精度を備えたプレーヤーへ――この挑戦が次のステージへの鍵を握る。

構成●スマッシュ編集部

【動画】ルブレフがタビロに敗れたマイアミ・オープン2回戦ハイライト

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配信元: THE DIGEST

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