●iPhone 17シリーズに乗り換えるなら事前にeSIMの基礎知識を
eSIMとは、従来の物理SIMとは異なり、端末本体に組み込まれたデジタルSIMのこと。異なるキャリア間で乗り換える場合でも、契約後にプロファイルをダウンロードするだけで、実物のSIMカードの到着を待たずにモバイル通信サービスを利用できて便利です。
即日開通(オンライン契約後、数分~数時間で利用可能)に加え、デュアルSIM対応(SIMカード+eSIM、eSIM+eSIM ※iPhone 13以降)、海外利用時に即座に現地の回線を利用可能といったメリットがあり、iPhoneの場合、iPhone XS/XR以降ならすべてeSIMに対応しています。
さらに、iOS 16以降を搭載した比較的新しいiPhoneなら、iPhoneから別のiPhoneへBluetooth経由でeSIMを直接転送できる機能「eSIMクイック転送」も利用でき、設定方法をしっかり把握すればかなり便利です。
加えて、最新版のiOS 26を搭載したiPhone 11以降の機種では、一部の通信事業者・メーカーのAndroid 16以降を搭載したAndroidスマートフォンの組み合わせに限り、AndroidとiPhoneの間でのeSIMの転送も可能になりました。2026年3月12日現在、日本での対応通信事業者はauのみです。
●主要4キャリアのeSIMへの切り替え方法
NTTドコモ(ドコモ)、KDDI(au/UQ mobile)、ソフトバンク(SoftBank/ワイモバイル)は、店頭とオンライン(Web/アプリ)、どちらでもSIMカードからeSIMへの変更手続きが可能です。ただし、eSIM発行・再発行について、各事業者とも店頭とオンライン手続きでは手数料が異なり、コスト面からはオンライン手続きが有利です。
店頭手続き時の事務手数料は、ドコモが4950円、au/UQ mobileが3850円、ソフトバンク/ワイモバイルが4950円。オンライン手続き時はドコモ、au/UQ mobileとソフトバンクのeSIM再発行は無料ですが(au/UQ mobileは当面無料)、ソフトバンクでは端末購入を伴う機種変更は手数料として1100円かかります。
一方、楽天モバイルは、オンライン手続きのみとなり、現時点ではeSIM再発行は無料です。ただし、eSIMからSIMカードへの変更は有料です。

