
フィギュアスケートの金メダリストを目指す少女・結束いのり(CV:春瀬なつみ)と、元アイスダンス選手のコーチ・明浦路司(CV:大塚剛央)がタッグを組み、フィギュアスケートの頂点を目指すTVアニメ「メダリスト」(毎週土曜深夜1:30-2:00ほか、テレビ朝日系で放送/毎週土曜深夜2:00よりディズニープラス スター・アニメ公式YouTubeチャンネルで配信)。3月21日に第2期の最終回となるscore22「開幕」が放送・配信され、4回転ジャンプに挑戦することに決めたいのりの強い覚悟と司のコーチとしての決意が描かれた。また、続きは2027年公開の劇場版で描かれることも発表された。(以下、ネタバレを含みます)
■いのり、ブロック大会の得点ランキングを見て絶句
同アニメは、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位をはじめ、第68回小学館漫画賞一般向け部門、第48回講談社漫画賞総合部門を受賞した同名人気漫画をアニメ化した作品。
いのりは、ジャンプの専門家・魚淵翔(CV:花江夏樹)の指導を受けながらトリプルルッツを着氷する亜昼美玖(CV:稲垣好)の姿を見て驚く。そんないのりに、司は各ブロック大会の得点ランキングを見せつつ、美玖が2位であることを伝える。
全日本で戦うことになる選手たちが軒並み高得点を出しており、1位の鹿本すず(CV:伊藤彩沙)に至っては100点を超えている中、自分は13位であることを知ったいのりは言葉を失う。すると、司は「4回転を降りられたら、いのりさんも100点以上出せる」と断言し、元気づける。
その後、美玖のコーチ・鴨川洸平(CV:石毛翔弥)と振付師・白鳥珠那(CV:小野友樹)が、司の元クラブメイトで先輩であることが判明。司が2人に、4回転ジャンプを構成に入れる判断基準を尋ねると、「俺なら3回連続で降りられるかをテストして決める」と答える洸平に対し、珠那は「俺ならラストの1回だけで判断する。1回目、2回目に失敗しても、3回目ができるなら“決めたタイミングで跳ぶ能力がある”と判断する」と主張。
「あり得ない! 練習でできないものを、本番ではできると漠然と思うのは“挑戦”なんかじゃない。ただの“無謀”だ」と断じる洸平と、「何で全否定? 僕、実際これでやってたし、そに鳥慎一郎(CV:坂泰斗)だってこれで決めるらしいけど?」と対抗する珠那。
そのやりとりを聞きながら、司は洸平から出た「俺らは跳んだことがないから4回転のリスクを知らないだろ」という言葉に、かつて夜鷹純(CV:内田雄馬)から「僕は世界一になるために何が必要か知っている。君は知らない。だから君たちの夢はかなわない」と言われたことを思い出す。当時の悔恨の情が再燃した司は「4回転を入れて成功させる。それが今回、俺のコーチとしての課題なんだ」と決意を口にした。
一方、いのりは美玖の目標が「全日本ノービスで上位に入って、全日本ジュニアに推薦出場すること」であり、「今回の大会でスケートをやめる」と聞き、さまざまな選手が存在し、選手ごとに事情や目標が違うことを再認識させられる。
■“決戦”は2027年公開の劇場版で「本当に楽しみです」
その後、帰路に就いた車内で、司はいのりに「1つ先に言っておくね。名古屋で4回転の練習を始めたら、いのりさんは注目の的になると思う。大人たちの態度が急に変わっても気にし過ぎないでね」と忠告すると、いのりは「私、わざとです。(注目されることが)分かっていて4回転(に挑むことを)選びました。だって、その注目に負けない人が世界一のメダリストになれると思うから」と、強い覚悟を口にする。
“メダリスト”を目指すために並々ならぬ覚悟を持って進むいのりと、それを支える司の熱い思いを描いた後、舞台は「全日本ノービス大会開会式会場」へ。ついに決戦の舞台で再会したいのりと光(CV:市ノ瀬加那)。そして、大会の模様は2027年公開の劇場版へ――と結んだ。
全日本ノービス大会直前の熱い思いが描かれた最終回に、SNSでは「劇場版に向けて楽しみ過ぎるだろ…」「来年が待ち遠しい」「いのりの4回転が見たい…跳べるようになって周囲の反応もどう変わるかも見たい」「絶対に劇場に観に行きます!!」「最高の2ndシーズンのエンディングと、映画化へと続く最高のスタートダッシュ」「劇場版が本当に楽しみです」「劇場版への完璧な架け橋になったと思います。2027年にまたお会いしましょう」といった感想が寄せられた。
一方、「我慢できんかった。まずは、10巻まで」と購入した原作コミックの画像と共にコメントする視聴者も現れた。
◆文=原田健
※記事内、そに鳥慎一郎の「そに」は「立に鳥」が正式表記

