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RSウイルスワクチン、4月から妊婦対象に定期接種化へ── 母子免疫で生後間もない赤ちゃんを守る国内初の試み

RSウイルスワクチン、4月から妊婦対象に定期接種化へ── 母子免疫で生後間もない赤ちゃんを守る国内初の試み

自己負担3万円超から原則無料へ、期待の声も

これまで任意接種では1回約3万〜4万円の自己負担が必要だった。国立成育医療研究センターの全国調査(2026年1月公表)によると接種率はわずか11.6%で、未接種者の約6割が「ワクチンの存在や効果を知らなかった」と回答。一方で約8割が「無料であれば接種する」と答えており、定期接種化による経済的障壁の解消と認知度向上が接種率改善の鍵を握る。対象は妊娠28週〜36週の妊婦で、2人目以降の妊娠でも対象となる。

 SNS上では妊婦から期待の声が相次いでいる。Xでは「妊娠中にRSウイルスワクチンを打たなかったことを後悔している。今妊娠中で悩んでいる人がいたら、ぜひ打ってほしい」「定期接種になったこと本当に素晴らしい。新生児を危険にさらしたくなければ接種一択だと思う」といった投稿がみられた。

正しい情報に基づく判断を

一方で、SNS上にはワクチンへの不安を煽る情報も散見される。新生児科医・小児科医で、漫画やドラマ『コウノドリ』の取材協力でも知られる今西洋介氏は「SNSではインプレッションを稼ぐために不安を煽る情報が拡散されやすい。冷静にデータに目を向けてほしい」と指摘する。その上で「不安な気持ちを否定せず、赤ちゃんがRSウイルスで苦しむリスクとワクチンのリスクを正しく比較し、納得できるまで説明を受けることが大事だ」と語る。WHOも母子免疫を有効な公衆衛生戦略と位置付けている。不安や疑問があれば、SNSの不確かな情報で判断するのではなく、かかりつけの産婦人科医に相談してほしい。

【今西洋介氏プロフィール】

新生児科医・小児科医、公衆衛生学研究者、小児医療ジャーナリスト。漫画やドラマ『コウノドリ』の取材協力に参加。国内複数のNICUで新生児医療に携わる傍ら、公衆衛生学の社会人大学院生として母親に関する疫学研究を行う。SNSを通じ小児医療・福祉の課題を社会に発信。3姉妹の父親。

配信元: TREND NEWS CASTER

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