
25日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、フミ(池脇千鶴)が怒りの形相で塩をまく場面が。その姿が視聴者の涙と笑いを誘うなど反響を呼んでいる。
■第123話あらすじ ※ネタバレありトキ(髙石あかり)のもとを、ヘブン(トミー・バストウ)の元同僚で編集者のイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)が訪ねてくる。イライザは、ヘブンの遺作となった「KWAIDAN」が、米国ではまったく評判になっておらず、酷評されていると話す。
ヘブンが同作を執筆した動機が、「トキが読めるものを」だったと聞き、イライザは「台無しにした」と怒りを爆発させる。
イライザを引き留める丈(杉田雷麟)に、イライザはヘブンの回顧録をトキに書かせるように告げる。歩き去るイライザの後を追い、フミが怒りの形相を浮かべて塩をまきながら走っていく。
関連記事:『ばけばけ』最終回を前に“オープニングがカットされた理由” 「まだ火曜日なのに…」「嫌な予感」
■「笑った」「泣けてくる」愛娘を傷つけられ、塩をまきながら丈の横を勢いよく走り抜けていったフミの様子に、Xでは「鬼の形相で塩をまきながら走るフミさんに笑った」「フミさん塩まきながら走ってるのまじおもろい」「フミさんの塩まきサイコー」「塩まきおフミさんの妖怪感(笑)」と反応。
一方で、「おフミさんだけは何があってもおトキ最優先。気になることがあっても動揺しても、まずはおトキ。もうそれだけで泣けてくるんよ」「フミさんが爆走しながら塩撒いているのには母の愛しかなかった」「フミさんの母心には泣かされる」「塩を思いっきり撒くおフミさんにまた涙」と感涙する人も。
「塩まいてるおフミさんの勇ましさといったら」「割とおっとりと歩いていたフミさんがあれほど早く走れるとは思いもしなかった」「天国長屋時代には、貧乏過ぎて借金取りに撒くためのお塩がなかったけど、今ならある」といった声もみられた。
関連記事:『ばけばけ』タエとフミの間に流れた“妙な空気” 「まさか」関係性にハッとした人も…
■「手」も話題に数多くの賞を受賞するなど演技派として知られる池脇は、過去のインタビューで、若さや美しさを気にしたことがないと明かし、「むしろ年を重ねると、その分の役の幅が広がるので楽しみ」とも話していた。
2001年の朝ドラ『ほんまもん』ではヒロインを演じた池脇だが、今回の『ばけばけ』では、貫禄のあるヒロインの母親役が評判に。序盤の放送回でも、女優らしからぬ、肉厚でしわが刻まれ、赤みを帯びた生活感のある「手」でリアルな母親像を表現し、「年季の入ったお母さんの手! すごいなあ」「手がすごく語っていた」「役作りがハンパない」などと称賛の声があがっていた。
関連記事:『ばけばけ』最終回を前に“オープニングがカットされた理由” 「まだ火曜日なのに…」「嫌な予感」
■「母そのもの」の声も今回も、一見コミカルな場面で深い母の愛を表現していたことに「いやぁ池脇千鶴すごいわ。一瞬でイライザの置いてった邪気に勝った」「走りながら塩まく姿は娘思う母そのもの!」「トキがラシャメン呼ばわりされて石をぶつけられたときもそうだったけど、池脇さんの母の芝居がすごいなあ」「池脇さん最高なのですよ」といったコメントが。
花田旅館の女将・ツルを演じた女優・池谷のぶえも「また欲しいおフミさんのアクスタが増えてしまった」と記している。
女優というと、年齢不詳の“美魔女”ぶりが話題になることも多いが、年齢に臆することなく表現を追求する姿には勇気がもらえる思いがした。これからもその演技に注目したい。
関連記事:『ばけばけ』トキが母にかけた言葉、“真実”に気づいてる? 「そうなら1番切ない」「表情も…」
■執筆者プロフィールしばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月90本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
