芸能生活30年、村上信五が「逆に恐縮」してしまう瞬間
番組タイトルにちなんで、村上さんご自身が最近「恐縮すぎるオファー」を感じた経験があれば教えてください。
オファーとは少し違うかもしれませんが、年齢とキャリアのせいか、気づいたら僕とメンバーの横山さんが芸能生活30年なんですよ。今や現場はほぼ年下のスタッフさんばかりで、楽屋でもすごく気を遣っていただいて、逆に恐縮するというか。1月に誕生日だったんですが、皆さんにお祝いしていただいて「ありがとうございます」って言う時の温度感が難しくなってきました(笑)。「恐縮なんですけど……」とオファーをいただく年齢になったんやなと実感しています。
「あんなぁ」と話したくなる最新AI事情と“修羅場”
『anna(アンナ)』は関西弁の「あんなぁ」が由来なのですが、最近誰かに「あんなぁ」と話したくなったエピソードはありますか?
AIのプロンプト(指示文)の入れ方ですね。農業の会社のほうでデジタル研修セミナーを受けたんですが、「こんな使い方あるんや!」と勉強になりました。自分が解決したい悩みを単文で入れるのではなく、「プロンプト化するためのプロンプトを入れる」という形式を教わって。ただ、専門領域になればなるほど人間がジャッジしないといけないので、えらい深みにハマってもうたなぁと思っています。
番組では小杉さんのお困り事が華麗に解決されましたが、村上さん自身の「今のお困り事」をお聞かせいただけますか?
ちょっと前に携帯変えたんですよ。携帯変えた時に、これはもう皆さんあるあるですわ。ユーザーIDもパスワードも分からなくて。一応、紙にも書いてたし、前の携帯のメモとかにも残してたんですけど、フェイスIDって携帯を変えたら全部登録し直さなあかんことを初めて知って。前までフェイスIDでやってたやつのログインパスワードとかが、全部一回手打ちでやらなあかんやんって。これが嫌やから、オススメされた「このアプリを入れておけば大丈夫」っていうパスワード管理アプリを入れたのに、そのアプリのパスワードが分からんから最悪で。それでカスタマーセンターに言うたら、「そのパスワードは別のパスワードやから、別のIDが必要です」っていうので止まって。僕のパスワードがいっぱい入ってる、そのパスワード管理アプリが今もう開けられない。わけ分からん状況です。
そのパスワード管理アプリは、今も開かないままなのですか?
なので結局、銀行などに一個一個電話しているんですよ。「平日の10時から17時の間に電話してくれ」と言われても、「こっちも仕事してます、すいません」と。土日はつながらないですから、平日にやっとつながって「本人確認です」となるわけです。で、本人確認の時に「口座を開いた時の住所を……」と聞かれて「はい?」って(笑)。記憶をたどっていったら、僕がまだ大阪に住んでいた時の住所で、やっとのことで思い出して。でも、電話越しですよ? 生年月日と名前を言うた時点で、もう僕って多分確認できてるはずなんですよ。でも、もちろんセキュリティのことがあるから大阪の住所を言うて、ようやく本人確認が取れましたと。そして「キーコードが分かりません」って伝えたら、あれだけデジタルでやってたのに「では、後日はがきで送ります」って。今、まさにそのはがきを待っている状態です。これ、まじでほんまに……もっとスッといけるやつがあったら嬉しいっすね。すいません、後半ほぼ愚痴になってもうて申し訳ない(笑)。
写真/(C)ytv 文/anna

