「友達として」という言い訳
別れ際、僕は「友達として連絡を続けよう」と言いました。断られるかもしれないと思っていたのに、彼女は少し迷ったあと「うん、たまにならいいよ」と返してくれました。
ほっとしていた反面、正直に言えば、「友達として」は言い訳でした。まだ彼女のことが好きで、ただ繋がっていたかっただけ。
翌朝、「おはよう。今日何してる?」と送った時点で、すでに友達の距離ではありませんでした。
止められなかった連絡
日を追うごとに、メッセージの内容が変わっていきました。「今何してる?」「誰といるの?」夜には「寂しい」「やっぱり君のことが忘れられない」という言葉まで送るようになりました。
彼女に「もう恋人じゃないから、こういうやり取りはやめよう」と言われると、そのたびに「友達として心配しただけ」と返し、また同じことを繰り返しました。
繋がりを失う怖さが先に立ち、「友達」という言葉を盾に、距離を詰め続けていたのです。
