番号を押した瞬間にワナへ 巧妙な誘導術
落とし物詐欺の手口については、電話で音楽と共に自動音声ガイダンスが流れ「落とし物の保有期限は本日となっていますので、個人の方は2番。法人・店舗様は9番を押して担当部署までご連絡ください」と誘導。番号を押すと「〇〇警察の遺失物係です」と名乗る人物に繋がり、「通帳や携帯電話、免許証が届いている」と不安を煽り、名前や生年月日などの個人情報を聞き出すのだ。
現時点で落とし物に関して、音声ガイダンスを活用している都道府県警はないことから各自治体の警察は「身に覚えがない電話には応答しないこと」として注意喚起を促している。
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秋田の詐欺被害が過去最悪 偽警官が8割
「秋田県で昨年に確認された詐欺被害額は約13億円で過去最悪。しかも、SNSを介した投資詐欺やロマンス詐欺などの特殊詐欺のうち、“ニセ警察官”詐欺が大半を占めています」(フリーライター)
秋田県内で“ニセ警官”を名乗る特殊詐欺は昨年、39件発生。被害金額は約5億9000万円と特殊詐欺全体の約8割に相当する。
