自動車産業をはじめ、日本有数の工業地帯として発展してきた愛知県。地理的な条件や産業の競争力の観点から、対比される都道府県も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、愛知県在住の20~30代を対象に「愛知県のライバルだと思う都道府県」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元に住む20~30代の人から「愛知県のライバル」だと思われているのは、どの都道府県だったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう!
第2位:神奈川県
同率での第2位となったのは、得票率10.8%で「神奈川県」でした。関東地方に位置する神奈川県は、1859年の横浜港開港により、多くの外国人が来訪し、国際交流を通じて大きな発展を遂げたエリア。異国情緒あふれる横浜、長い歴史が感じられる鎌倉、温泉や観光を楽しめる箱根など、地域ごとに異なる表情を持っているところも特徴です。複数の路線が乗り入れる日本有数のターミナル駅・横浜駅を中心に、交通網が整備されているため、交通アクセスにも優れています。
中京圏の中心を担う愛知県に対し、神奈川県が首都圏で大きな存在感を放っているところもポイント。また、神奈川県は「横浜DeNAベイスターズ」、愛知県は「中日ドラゴンズ」と、それぞれセ・リーグに所属するプロ野球チームを抱えているところも、ライバルとして支持を集めたのではないでしょうか。
第2位:大阪府
同じく第2位となったのは「大阪府」でした。近畿地方に位置する大阪府は、かつて政治の中心だった江戸に対し、経済の中心として発展してきたエリアで「天下の台所」とも称されました。現在も西日本の中枢を担う大都市として発展を続けていて、西日本最大規模のターミナルである梅田エリアを中心に交通網が発達しているため、交通アクセスにも優れています。
中京圏の中心として、「中部国際空港 セントレア」をはじめとした空路も整備されている愛知県に対し、大阪府も「関西国際空港」や「大阪国際空港」を有しているところもポイント。また、それぞれ特徴的な食文化を持っているところも、ライバルとして支持を集めたのではないでしょうか。

