
【問題】
日常会話でもビジネスシーンでもよく使う言葉ですが、漢字で書かれると途端に読めなくなる人が続出します。「労」という漢字自体は誰もが知っているはずなのに、この送り仮名がつくと一気に難易度が上がります。
★ ヒント
相手の苦労や頑張りに対して感謝や慰めの気持ちを伝えるときに使う動詞です。「日頃の頑張りを○○○○う」のように使います。目上の人が目下の人に対して使うのが本来の用法とされています。
【解説】

正解は「ねぎらう」です。「労」は音読みで「ロウ」、訓読みで「ねぎら(う)」と読みます。「労働」「苦労」など音読みでは馴染み深い漢字ですが、訓読みの「ねぎらう」は意外と知られていません。語源は古語の「ねぐ(労ぐ)」に由来し、神の心を和らげるという意味がありました。そこから転じて、人の苦労をいたわり感謝するという意味になったとされています。ビジネスの場では「お疲れ様です」と並んで大切な表現ですが、本来は目上から目下に使う言葉であり、目下から目上には「感謝申し上げます」などが適切とされています。漢字一字でこれだけの奥深い意味を持つ、日本語ならではの美しい言葉です。
普段カタカナやひらがなで見慣れた言葉も、漢字にすると新鮮な発見がありますね。次回もあなたの漢字力を試す問題をお届けしますので、ぜひ挑戦してみてください!



