・13歳のリアタイで感じたことその3「むしろ友達がいて羨ましい」
では、なぜ私がそんなに逃げたかったかと言うと、私は当時いじめられていてガチで友達がいなかったから。ゆえに、むしろプラべで遊ぶ友達がいるシンジ君は羨ましかった。
トウジは最初つっかかってくるけど、ちゃんと理由があって誤解が解けたら謝るところが人間ができている。乱暴者みたいな登場の仕方するがトウジはトウジで大人びているのだ。
そこからケンスケを含め三バカと呼ばれたり、アスカと同棲したりする流れにこう思わずにはいられなかった。「こんな青春送りたかった」と──。
・13歳がリアタイで強烈に印象に残ったシーン
でも、無理なんだよなー。私をいじめてたのはトウジみたいな加減を知ってる感じじゃなくて、『るろうに剣心』の比留間伍兵衛とか『ドラゴンボール』のナッパみたいな人だったのである。多分、シンジ君もナッパとは分かり合えないと思うんだ。
そんな13歳のリアタイ当時、印象に残ったのがクラスの人数がガッツリ減るシーン。人が少なくなった教室でケンスケが「学校どころじゃないんだな、今や」と言う。
ケンスケのセリフはシンジ、アスカ、トウジがいないことについて触れたものだけど、その3人は大変だったからともかくとして他のクラスメイトもガッツリ減ってることが衝撃だった。クラスメイト疎開しすぎィィィイイイ!
13歳当時の私はそのシーンを見て激しくこう思った。「疎開してえ」と。
だって、疎開だったらバックレてるわけじゃないし仕方ない。誰が悪いわけでもない。もう傷つけることも傷つけられることもない。疎開しか勝たん。
ゆえに、人類補完計画もちょっと羨ましかった。マジ補完されたい。絶対ハブられへんやん。
