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「死んだほうがマシ」30年苦しむ女性も…“ただの頭痛”で片づけられる「群発頭痛」の地獄

「死んだほうがマシ」30年苦しむ女性も…“ただの頭痛”で片づけられる「群発頭痛」の地獄

痛みのあまり気絶をしたことも

そんなとき、会社の人からは「頭痛ぐらいで仕事を休むなんて」という言葉をかけられたという。やはりどれほど苦しくても、他人が見れば「ただの頭痛でしょ?」という認識にしかならないのだ。

現在、この女性が不安に感じているのは、発作時に使う注射薬が入手しづらくなっていることだ。

「今困っているのは、注射が薬不足なようでして、なかなか薬局に入ってこないことです。これを打てば発作がおさまりますが、無かった当時は痛さのあまりによく気絶していました」

2人の話から見えてくるのは、群発頭痛が単なる「ひどい頭痛」では済まされないということだ。眠れず、働けず、動けない。それでもなお、「たかが頭痛」と受け止められてしまうことがある。

群発頭痛は、その激しい痛みから、海外では「suicide headache」と表現され、日本でも「自殺頭痛」と呼ばれることがある。実際、今回話を聞いた58歳の女性も、「安楽死制度を導入してほしいと強く希望したいです」と語っていた。

大げさに言っているのではない。そう口にせざるを得ないほどの激痛と、長年向き合ってきたということなのだろう。この病気が一人でも多くの人に知られることが、当事者の救いにつながるのかもしれない。

取材・文/ライター神山

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