ニオイはまったく違和感なし! やっぱいけるかも!
まあこれが古酒になったのか、腐ったりヤバいことになってるかは、ひとまずニオイで判別できるだろ! ってことで、開封してチェック。……普通に日本酒のニオイだな。目隠しをしてしまえばまったく疑うことなく飲むってくらいに日本酒。やっぱこれ、古酒になっただけで普通に飲めるんじゃね!?
グラスに移そうとしたら……異変を発見!
それじゃ、中身をグラスに移し、一口味見をしてみることにしますか。……んっ!?
よく見ると中になんか浮いてるんですけど……!!
タンポポの綿毛のような、ほこりのような、謎の物体がいくつか酒の中でプカプカと浮かんでいます。ニオイをチェックするまで完全に未開封だったし、何かが混入することも考えにくい状況。これきっと、カビ的なやつだろ……!!
さすがに味見をすることも断念し、15年モノの御神酒は廃棄処分とすることに。もしかしたらカビが生えている中身を確認しないまま10年、20年とお供えしている人もいるかもしれませんね。それはちょっとバチ当たりな気がするし、早めに飲むのがいいんだろうなあ。もったいなかった。
