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【家そば放浪記】第294束:読者様提供、カルメン サンライズ エクスポーターズ Inc.『和平そば ミンダナオ島産蕎麦粉使用』150フィリピンペソ(約402円)(1人前201円)

【家そば放浪記】第294束:読者様提供、カルメン サンライズ エクスポーターズ Inc.『和平そば ミンダナオ島産蕎麦粉使用』150フィリピンペソ(約402円)(1人前201円)

今回のお蕎麦、情報量としては過去最大級かもしれない。記事タイトルは文字制限などもあり要約したが、あらためて全文を書いてみると──

【家そば放浪記】第294束:月イチでフィリピンに出張に行く読者様から送られてきた、カルメン サンライズ エクスポーターズ Inc.『和平そば ミンダナオ島産蕎麦粉使用』150フィリピンペソ(約402円)(1人前201円)

である。

強い。蕎麦のキャラとして、ものすごく、強い。

【動画】実食のショート動画(ノーカット)はこちら!

同封されていたお手紙によると、フィリピンのマニラ空港で売られていたとのこと。私もマニラの空港は数回利用したことがあるが、まったく気づかなかった!

このお蕎麦(そば粉)の生産地は、商品名の通り「ミンダナオ島」。なんでも同地は品質の良い蕎麦がほぼ1年中栽培可能らしく、20年ほど前から日本人技術者によって栽培開始。

「和平そば」は、地域住民の所得向上による安全な生活安定を願って名付けられたとのことである。めちゃくちゃ素晴らしいストーリーではないか!

なお、発送してくれた読者様によれば、味は「正直なところ、可もなく不可もなく……といった感じ」らしい。果たしてそれは本当だろうか?

まもなく300種類の干し蕎麦を吟味してきた、干し蕎麦評論家の私が、いっさいの忖度なく……

いざジャッジ!

早くも良い香りがしているが……

デカい鍋に湯を沸かし……

4分〜4分半ゆでて……

冷水(氷水)で冷やし……

完成。

して、そのお味は──

当そばを送ってくれた読者様は「可もなく不可もなく」とおっしゃっていたのだが、いやいや、私はこのそばを評価したい。

まず麺。日本でいう極細麺に近い細さで、硬さもちょうどいい。

さらに長さも絶妙で、一般的なそばよりやや短く感じたが、それがむしろ食べやすい。

そして、これらが一体となったときの “つゆ絡み” が素晴らしい。食感も良く、気づけば箸が止まらない。

いわゆる “止まらない系そば”。X JAPANの『ENDLESS RAIN』ならぬ、『ENDLESS SOBA』である。

たまにある、気づいたら、ついつい最後まで食べ続けてしまうタイプの蕎麦。まさにそれがこの蕎麦だった。

では、「家そば」か「外そば」か。私の答えは──間違いなく「外そば」である。それも「ミンダナオの蕎麦」である。しっかり蕎麦蕎麦しているが、そこはかとなくミンダナオを感じるのだ。

もし店頭(空港)で見かけたら、私は迷わず買う。なにせミンダナオの蕎麦だ。そう簡単に食べられるものではない。お土産にはもってこいだろう。これ、流行る。フィリピン旅行者の間で、たぶん流行る。

全体として、とても丁寧に作られている印象を受けた。良い体験をさせてもらったと思う。このお蕎麦を送ってくれた読者様、本当にありがとうございました。ごちそうさまでした!

執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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