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「内向的な私になんでこの役が…?」20年前、涼宮ハルヒ役で大ブレイクした平野綾が抱いた葛藤

「内向的な私になんでこの役が…?」20年前、涼宮ハルヒ役で大ブレイクした平野綾が抱いた葛藤

ネットはうまく付き合わないと怖い

――声優と舞台役者、どのような違いを感じますか?

舞台は年齢や外見に合った役にどんどん移行していくので、役と一緒に人生を歩めている感覚があるんです。声優は声が変わらなければ、若い役でも延々に演じ続けられる。だから両方できたら最強だなって。

――ネット民とのバトルや事務所移籍騒動もあっただけに、舞台中心となってテレビやアニメから遠ざかれば、世間からは干されたと思われますよね。

それはもうしょうがないので、結果でわかっていただけるよう取り組みました。いちいち説明しても埒があかないですから。

――SNSに関して、今はさらに怖い時代になってるかと思いますが。

ネットリテラシーがほぼなかった時代も経験してきましたけど、今はまた別の怖さがあると思っていて、やっぱり便利な物ってうまく付き合わないと怖いですよね。

――『涼宮ハルヒの憂鬱』放送から20年、改めて当時を振り返ってみて。

当時は仕事量がすさまじくてまったく余裕がなかった。目の前のことに必死で日々をどう生き抜くかしか考えられなかった。その時と比べると、今はスケジュールだったり自分の時間だったり、自分のためにどうすればいいかを考えられるようになったのが一番の変化だと思います。

いずれにしても、たくさんの景色を見せてくれたハルヒ、そして声優というキャリアには感謝しかありません。

――後編では、平野綾さんの波乱万丈のキャリアを振り返ってもらいます!

(後編に続く)

取材・文/武松佑季
撮影/村上庄吾

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