
世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2026」が、3月28日(土)と29日(日)に東京・東京ビッグサイトで開催。28日のBLUEステージで行われた「アニメ『メダリスト』AnimeJapan 2026スペシャルステージ」に春瀬なつみ(結束いのり役)、大塚剛央(明浦路司役)、市ノ瀬加那(狼嵜光役)、内田雄馬(夜鷹純役)が登壇した。
■第2期を振り返る企画「私的!GOE+5の瞬間!」を実施
同アニメは、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位をはじめ、第68回小学館漫画賞一般向け部門、第48回講談社漫画賞総合部門を受賞したつるまいかだ氏の同名人気漫画をアニメ化した作品。第1期は2025年の1月クールに、第2期は2026年1月クールに放送された。第2期のその後が描かれる劇場版が2027年に公開。主人公のいのりと、最大のライバルである光の熱い戦いを暗示させるようなウルトラティザービジュアルやPVも話題を呼んでいる。
イベントでは、3月21日に最終回を迎えたばかりの第2期を振り返る企画「私的!GOE+5の瞬間!」を実施。キャスト4人と、メッセージでの参加となった原作者のつるま氏が選んだ名シーンが登場する。ちなみに“GOE”というのは、フィギュアスケートで「出来栄え点」を表す用語。“+5”は最高得点となる。
春瀬はscore16「女王のジャンプ」で、ノービスAの選手として初めて演技に向かういのりを司がリンクに送り出すシーンを選択。「このとき司先生がくれた言葉はすごく強い」と振り返り、「ちゃんとした覚悟がないと怖気づいてしまうんですけど、それを信頼して言ってくれた司先生と、不安がありつつもその言葉は自分にふさわしいんだと切り替えて前に進めるいのりちゃんの関係がすごくすてき」と、第1期から積み重ねてきた2人の絆の深さをあらためて感じているようだ。
大塚が注目したのはscore20「氷の湖」で、司がいのりをおんぶしながら会話をするシーン。「司自身がいのりさんの言葉を聞いてどう感じるのか。回想シーンとしても出てきますが、いろいろ悔しい思いをしてきた司があの場面で思い浮かべるのが、湖で滑っているいのりさんの姿。それが司を表しているなと思いました」と語り、「このシーンは音楽もすてきなんです」と絶賛した。
■内田、短い映像に思わずツッコミ「ちょっと短くない?」
第2期の最終話となるscore22「開幕」で、光が夜鷹の見た景色に思いをはせるシーンを選んだ市ノ瀬は「このシーンに切り替わった瞬間、異質さを感じた」と、かなり印象に残った様子。「与えられたもの以外のことも吸収しようとする貪欲さがすごい」と、光の思いの強さに感心していた。
内田の番になり、彼が選んだ夜鷹が笑っているシーンが登場するが、他のキャラクターよりもかなり短い紹介。あまりにも一瞬の出来事過ぎたため、内田が「ちょっと短くない? もうちょっと前後にあったと思うけど」とツッコむ場面も。このシーンには思い入れがあるようで「夜鷹のスケートに対する思いは心の奥の奥のほうで青い炎が燃えているような感じ。その熱を動かすに足るパワーを司が持ち始めていることに対して感情が揺れ動いた表現なのかな」と、夜鷹の笑顔の理由を明かした。
最後に、原作者のつるま氏が選んだscore21「熱血」のシーンも発表。4回転ジャンプを跳びたいいのりに昔の自分を重ねて司が声を掛ける場面だが、「漫画とは違う臨場感がある構図や声優さんたちの演技、音楽などで漫画表現を完全に超越した1話になった」と、原作者として感動したという思いが込められたメッセージを大塚が代読した。
なお、「メダリスト」第2期はディズニープラス スター・アニメ公式YouTubeチャンネルで配信中。
◆取材・文=小池貴之

