住みたい街として選ばれ続ける横浜。その理由は、観光名所の多さだけではありません。平日の夜と、穏やかな朝の時間を過ごしてみると、仕事もプライベートも心地よく整う「暮らしのリズム」が見えてきます。クラフトビールや港の風景、地元に根づく食文化を通して、この春は横浜を“住む目線”で巡る1泊2日の過ごし方をご紹介します♡
観光では見えない、横浜の日常に触れる旅

春の訪れを感じる季節、1泊2日で横浜を訪れました。今回は観光地を巡る旅ではなく、「暮らすように過ごす」ことがテーマです。
夜と朝という、日常に近い時間帯を歩いてみると、華やかなイメージの裏にある、無理のない暮らし心地が見えてきました。
横浜が長く支持される理由は、こうした日々の積み重ねにあるのだと思います。
仕事終わりに寄り道したくなる、横浜の夜

夕方、街が少しずつ落ち着きを始める時間帯。まず向かったのは、横浜ビール本店のレストラン「UMAYA」です。
1階はバー形式、2階がレストランになっており、出来立てのクラフトビールと食事を楽しめる空間が広がります。

1999年に醸造所とレストランを併設して誕生し、今年で26年目を迎える、横浜を代表する一軒です。
かつて「地ビール」と呼ばれていたクラフトビール。酒税法の改正をきっかけに、大手でなくてもビールを造るが可能となり、横浜では“地域の味”として根づいてきました。
UMAYAでは、「モノよりも人」を大切にし、一皿ごとに込められた歴史作り手の思いを大切にしています。
仕事の終わりにふらっと立ち寄り、背景のあるいっぱいを味わう時間。そんな日常が似合うのも、横浜らしさだと感じました。

夜は野毛エリアへ足を延ばし、昭和の空気が残る和食居酒屋「横濱すきずき」へ。


昭和56年創業のこの店では、新鮮な魚介とともに、野毛名物の鯨料理が提供されます。鯨は昭和20年代、一般家庭の食卓に広く親しまれ、野毛では「くじら横丁」と呼ばれるほど人気を集めました。

鯨料理を新たな名物として育て、街の個性やにぎわいににつなげてきた背景には、地域とともに歩んできた歴史があります。観光客と地元の人が自然に混ざり合う空気感に、横浜の懐の深さを改めて感じました。

