少量でも感染
ノロウイルスは、非常に感染力が強いウイルスで、主に冬(11月~3月)に流行する。
少量(10~100個程度)でも感染し、人の腸管で増殖。

汚染された食品や水を口にすることなどで感染する。
予防ポイントは4つ
ノロウイルスによる食中毒を防ぐためのポイントは、「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「ひろげない」の4つだ。
1.持ち込まない:体調不良時は食品を扱わない。日々の健康管理と手洗いを徹底。
2.つけない:調理前後、トイレ後、おう吐物処理後などは、石けんでしっかり手洗い。
3.やっつける:食品は、中心温度85℃以上で1分以上加熱する。調理器具や食器は、熱湯消毒または塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒。
4.ひろげない:おう吐物や便の処理は使い捨て手袋・マスクを着用し、処理後は消毒を徹底。感染者が使った食器や衣類は、分けて洗浄・消毒する。

