『SUNNY VOYAGE 2025』愛知・Lives NAGOYA(2025年10月4日)
○チャーリー・デンプシーvsハーレム・ルイス×
NXT勢のNOAH参戦がスタート。デンプシーが父ウイリアム・リーガルばりの拷問技でルイスを撃破した。
9・23後楽園大会に来場し、NOAH参戦を表明した二人。デンプシーはかつて新日本にも参戦したウイリアム・リーガルを父に持つ二世レスラー。昨年1月には全日本の三冠ヘビー級王座に挑戦している。ルイスはキャリア1年足らずの新鋭ながら『RAW』出場経験を持つ。10・11両国大会ではモリス&憂流迦との“NOAHvsNXT"を控える中、この日、二人がNOAH初戦で一騎打ちに臨んだ。
2人はテクニックを活かしたリストの取り合い、首の取り合いを展開。名古屋のファンの目を釘つけにする。技巧戦は5分近く続いた。腕攻めでペースを握ろうとするデンプシーに対し、ルイスはパワーで対抗。強引にカナディナンロッキーバスターやブレーンバスターでぶん投げると、荒々しく攻勢を続ける。デンプシーがなおも腕に絡みついてきても、強引に抱え上げてアバランシュホールドで叩きつけた。
デンプシーはサーフボードストレッチをテクニックを活かして脱出。完璧なジャーマンスープレックスホールドで繰り出す。ルイスのパワーに苦戦するも、ダブルアームスープレックスホールドも披露。関節技を次々と切り換えながら、徐々に自分のペースに引きずり込む。ルイスもスリーパーで逆転を狙ったものの、後方に回転して逃れたデンプシーは腕ひしぎ十字固めへ。そこからアンクルホールド、さらには変型リーガルストレッチに移行して、ギブアップを奪った。
リーガルが父譲りの拷問技で快勝。「俺は偉大な三沢さん、小橋さん、馳さんからインスピレーションを得てきた。真のプロレスラーになる方法を学ぶために、彼らからできる限りのことを学んだ」というデンプシーは「来週の両国大会ではハーレム・ルイスと組んでジャック・モリス、憂流迦と対戦します。私たちの実力を証明するのにこれほど頼もしいパートナーはいません」と話した。一方、敗戦に終わったルイスは「2年前プロレスの世界に入ってから願っていたプロレスリング・ノアで試合が出来て光栄に思ってる」とNOAHに敬意を示すと、「経験のある彼とのタッグで俺の初勝利に繋げたい。俺の力はこんなものじゃないということをジャック・モリスと憂流迦にしっかりわからせてやらないとな」とNOAH初勝利を誓っていた。
【デンプシーの話】「ずっと観ていて影響を受けていたNOAHで初めて試合をすることができました。三沢さん、小橋さん、馳さん、素晴らしいプロレスラーが戦ったこのリング。今日は同じNXTのハーレム・ルイスとの戦いだった。彼も全力を出してきたけど、今日は僕の経験が勝ったんだと思います。来週の両国大会ではハーレム・ルイスと組んでジャック・モリス、憂流迦と対戦します。私たちの実力を証明するのにこれほど頼もしいパートナーはいません。アリガトウゴザイマシタ」
【ルイスの話】「試合に負けたのは悔しい。だけど2年前プロレスの世界に入ってから願っていたプロレスリング・ノアで試合が出来て光栄に思ってる。チャーリーのことはリスペクトしてるし、今日戦ってみてあらためてリスペクトの思いが強くなった。両国では組むことになったけど、経験のある彼とのタッグで俺の初勝利に繋げたい。俺の力はこんなものじゃないということをジャック・モリスと憂流迦にしっかりわからせてやらないとな」

