
アニメ『葬送のフリーレン』2期最終話の場面カット (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
【画像】「えっ、確かに」「大きな進歩」 これが『フリーレン』2期で密かに「成長」していたメインキャラです(5枚)
『黄金郷編』を盛り上げる改変? 『フリーレン』2期の終盤で
2026年3月下旬、好評のうちにTVアニメが今期最終回を迎えた『葬送のフリーレン』と『【推しの子】』は、ともに次期シリーズの制作が発表されました。ファンにとってはうれしい情報ですが、どのような展開で、原作のどこまでがアニメ化されるか? という点は特に気になるところです。
まず、『フリーレン』の次期シリーズは第3期にあたり、『黄金郷編』というタイトルも発表になりました。放送は2027年10月を予定しています。
この『黄金郷編』は原作でも屈指の名エピソードといわれ、ファンの間では「劇場版で観たい」という声もありました。そうした名エピソードがTVで視聴できるのですから、熱烈なファン層だけでなく、一定の興味のあるライト層にも朗報かもしれません。
この『黄金郷編』は、原作マンガでは第80話から第104話まで進行していました。これまでは、TVアニメ1話で原作2話分くらいの構成だったので、そこから計算するとTVアニメでは12話程度、ちょうど1クール分と推測できます。
このことから、『フリーレン』3期は2期と同じく1クール放送で、単話エピソードのない『黄金郷編』だけで構成されるシーズンになるでしょう。美麗な戦闘シーンが全編で楽しめる展開になるかもしれません。
アニメ2期では、この『黄金郷編』を印象付けるため、原作第77話「竜の群れ」で描かれた「デンケン一級魔法使い」のエピソードを、順番どおりであればアニメ37話前半で描くところを、2期のラストシーンへと移動させていました。また、アニメ37話後半では、黄金郷のうわさ話を聞いたフリーレンが一瞬「誰か」を思い出すという演出も加えられ、次期への期待を盛り上げていました。

TVアニメ『【推しの子】3期キービジュアル (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
【推しの子】アニオリでラスト変更を望む声も多いが……?
『【推しの子】』3期は、「アクア」の意外なひと言におどろく「ツクヨミ」というギャグ調の展開で今期を終えていました。ハードな展開の多かった今期を締めくくるには、ちょうどいい「笑い」で締めくくったといえるでしょう。
しかし、この後の展開はギャグを挟みながらもよりハードな展開を見せ、やがてビターな結末を迎えることは、原作を読んだ人なら誰しもが憂慮していることだと思います。TVアニメ第4期『Final Season』への不安と期待は、原作既読のファンならではのことかもしれません。
今回放送された第3期は、原作マンガでは第81話から第127話までをアニメ化しています。これまで『推しの子』は第1期も第2期も原作40話を1クール分にしていたことから、第3期はかなり詰め込んだ内容でした。そのため、アニメでカットされた原作エピソードもいくつかあります。
おそらくアニメ4期は、第127話(アニメ化されてない部分)から最終話(166話)までとなるでしょう。計算すると原作約40話分で、第4期を濃密に描くために第3期は少々駆け足になったといえるかもしれません。
この第4期にかけるファンの希望は大きく分けて2点あります。そのひとつが、「原作とは違った最後を見てみたい」という思いです。前述したように『推しの子』の結末には複雑な感情を抱く声も少なくないため、アニメオリジナルの演出や改変に期待する意見も耳にします。
もうひとつは、連載時にはなく単行本のみに掲載された「おまけマンガ」のアニメ化です。ここでは一部のキャラクターの「その後」が描かれており、映像にしてほしいという意見もあるようです。
『Final Season』はまだ放送時期も発表されていないことから、数年先のTV放送になることでしょう。そう考えると、ファンの声が大きければ制作スタッフの心を動かす可能性もゼロではないでしょう。『推しの子』は作中でもたびたびSNSを取り上げていることから、ファンの声は重要な鍵になるかもしれません。
