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【NOAH】「ビバ・ナゴヤ!」モリスに熱闘雪辱…ガレノがナショナルV4 ベイン迎撃へ

【NOAH】「ビバ・ナゴヤ!」モリスに熱闘雪辱…ガレノがナショナルV4 ベイン迎撃へ

『SUNNY VOYAGE 2025』愛知・Lives NAGOYA(2025年10月4日)
GHCナショナル選手権試合 ○ガレノvsジャック・モリス×

 GHCナショナル王者のガレノがモリスとの熱闘を制して4度目の防衛に成功。N-1優勝戦進出者決定戦の雪辱に成功し、次期挑戦に名乗りを上げたドラゴン・ベインとの“ルチャドール対決"が決定的となった。

 名古屋メインを飾ったナショナル王座戦。ガレノとモリスは、ここ1ヶ月で実に3度目のシングルマッチとなった。

 9・17大阪大会でのN-1公式戦では両者リングアウト、9・21宇都宮大会でのN-1・Bブロック優勝戦進出者決定戦ではモリスに軍配が上がっていた。ブロック突破を逃したガレノは自身のナショナル王座を懸けての雪辱戦を希望し、モリスも承諾してこの日の王座戦へと至った。

 トペスイシーダをモリスのジャンピングハイキックで迎撃されて、劣勢に陥ったガレノだったが、挑戦者にツバを吐きかけてから奮起。ラリアットで場外に蹴散らすと、エプロンからトペコンヒーロを浴びせて、「ビバ・メヒコ!」と雄叫びを上げた。負けじとモリスもトペスイシーダで反撃ののろし。コーナー最上段から決死のプランチャを敢行すると、2人はリングアウト寸前でリングに滑り込む。

 死力を振り絞ってエルボーを打ち合うと、モリスは最近多用しているスペルラナから猛攻に出たものの、ガレノはカウンターのラリアットを一閃。1回転して吹き飛んだモリスをワグナードライバーで突き刺した。さらに、掟破りの逆タイガードライバーがさく裂する。

 粘るモリスは起死回生のグッドルッキングニーを発射。巨体のガレノを必殺タイガードライバーで叩きつけた。王者が沈まないとみるや、奥の手のシューティングスタープレスへ。しかし、間一髪でこれを自爆に追い込んだガレノはラリアットを連発。モリスは必死に肩を上げたものの、ガレノは豪快なガレノスペシャルで3カウントをもぎ取った。

 兄イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.同様、モリスと名勝負をつむいで4度目の防衛に成功。雪辱にも成功したガレノだが、試合後にはノーサイドで抱擁を交わして健闘を称え合った。

 余韻に浸る間もなく一人のマスクマンが現れる。ベインだった。「ガレノ、おめでとう」と祝福したベインは、「ここにいるみんなが君をリスペクトしている。俺も同じさ。でも俺は君より優れてる。だからそのベルトが欲しい。ガレノ! 次のナショナル・チャンピオンシップのチャレンジャーはドラゴン・ベインだ」と挑戦表明し、ガレノは「OK、ベイン。もう準備はできてる」と承諾。メキシカンのルチャドール対決による王座戦が決定的となった。

 最後は「ビバ・メヒコ! ビバ・ノア! ビバ・ナゴヤ!」と叫んで名古屋大会を締めくくったガレノ。偉大な兄が最多防衛記録を持つ赤いベルトを、今度はルチャ対決でさらに輝かせるか。

【ガレノの話】「ちょっと疲れた。モリス、ありがとう。リスペクトしてるよ。もしかしたら、いつかジャック・モリスとガレノが一緒にやっていくのもありなのかな? ドラゴン・ベイン、また会おう」

【ベインの話】「ガレノ、会場のみんなも僕もあなたのことをリスペクトしてる。だけど、僕はあなたを超えてると思うんだ。それを証明するためにも、あなたの持つGHCナショナル、次の挑戦者はドラゴン・ベインでいいかな? 僕たちメキシカンで歴史を作ろう」

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