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「フィットを記憶する」革新的システム「RYF」を搭載したブーツをKASTLE(ケスレ)がリリース!

BOAとの違い

K110P RYF [Copyright: Kästle GmbH]

浦木:最近はスキーブーツでもBOAシステムを採用するブランドが増えていますが、RYFはどのような違いがありますか?

アレッサンドロ:BOAは非常に優れたシステムで、ダイヤル操作で素早く均一な締め付けができるという大きな利点があります。一方、RYFが目指したのは「締めること」に加え「フィットを再現すること」でした。BOAはダイヤルを回してテンションを調整する方式なので、スキー場で微調整を繰り返す使い方が一般的です。

それに対してRYFは、理想のフィットを瞬時に再現するというコンセプトです。

ある程度の強い締め付けで滑る中上級レベルのスキーヤーにとっては、リフトに乗る時にバックルひとつで締め付けを解放し、滑り出す直前にバックルひとつで同じフィットを再現できることが大きなメリットになります。

私たちは、一度作った理想のフィットを完全に再現すること、そして、セッティングの再現精度を高めることを最優先に考えました。その結果、「調整型」ではなく「記憶型」のシステムが必要だったのです。


浦木:すでに市場で認知されているBOAに対して、どのようにアプローチしていきますか?

アレッサンドロ:私たちは競合というより、「価値の違い」を明確に伝えることを重視しています。BOAが提供するのは、簡単さと直感的操作、それに対してRYFは、再現性と一貫したパフォーマンスを提供します。「一度決めたフィットが毎回そのまま戻る」という体験は、実際に使えばすぐに理解できる強みです。

そこで、実際にこのRYF搭載ブーツを履く様子を動画で見てみよう。足入れをして、バックルやストラップを締め、ダイヤル操作でフィットを調整。この一連のアクションはBOAと変わらない様子だ。

しかし決定的に異なるのが、次に履くときだ。バックルを締めるだけで、ダイヤルを回す必要がない。ここに注目してほしい。つまり、RYF(Remeber Your Fit)は、「あなたのフィットを覚えているから、毎回そのフィットを再現します」という、非常にスマートなフィットシステムなのだ。

K130P RYFを実際に履いてみた様子。一度決めたロア側のフィット感をリリース→ワンタッチで再現可能。

なぜケスレはRYFを選んだのか

浦木:ケスレのブーツにこのシステムを採用した理由はなんでしょうか?

アレッサンドロ:ケスレのブーツは、もともと精密なフィットとパフォーマンスを重視しています。RYFはその哲学と非常に相性が良いと考えました。

2026ー27シーズンでは、Performanceライン(KPシリーズ)とTerraライン(KTシリーズ)にRYFを導入します。これらのブーツでは、これまで課題になりやすかった甲部分のバックルフィットを大きく改善することができました。それでいて、パワー伝達や安定性を損なうことはありません。

浦木:このRYFはケスレ独占のテクノロジーとなっていくのでしょうか?

アレッサンドロ:現時点ではケスレが先行採用していますが、このコンセプト自体は非常に汎用性があります。
今後は他メーカーが同様の「フィット記憶型クロージャー」に注目し、RYFそのもの、あるいは類似システムが採用される可能性は十分にあると考えています。スキーブーツ業界全体にとって、新しいスタンダードになる可能性もあります。

K130P RYF

・Flex:130
・ラスト幅:100mm (26.5cm)
・重量:2039g 1/2 (26.5cm)
・サイズ:24.5~30.5㎝(1㎝刻み)

 124,300円

K130P RYF

K120P RYF   113,300円|K110P RYF   103,400円|K105TERRA RYF   99,000円
配信元: STEEP

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