突然届いた「距離を置いてほしい」という連絡
連絡が来たのは、何でもない平日の夜のことでした。息子・ケンタの親友のお母さんからのメッセージ。
読み進めると「うちの子と関わらないでほしい」という内容でした。
うちの息子が、「一緒にいると成績が下がる子」と思われていたということ。丁寧な文面でしたが、意味することは明確でした。
正直、傷つきました。でも言い返せませんでした。ケンタの成績が良くないのは事実で、私が十分に勉強を見てやれていないことも、わかっていたから。
誰にも言えなかった、夜の事情
夫が体を壊してから、昼のパートに加えて夜の仕事も始めました。深夜に帰宅して、数時間眠って、また朝から動く。その繰り返しでした。
ケンタは何も言わず、小学生の弟と妹の面倒を見てくれていました。夕飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて、それが終わってから、自分の宿題を広げているのだと、後から知りました。
私が帰宅するころ、ケンタはいつもソファで寝落ちしていました。その姿を見るたびに「ごめんね」と思いながら、起こさないように毛布をかけるのが精一杯でした。
