「強いだけじゃダメ」現場が求める人材とは
トークセッションでは、学生から「eスポーツプレイヤーとして活躍するために、今できる準備とは何か」という質問も飛んだ。これに対し登壇者から共通して挙がったのが「強さだけでは足りない」というリアルな指摘だ。
crow氏はプロとして活動するなかで、「どれだけ多くの人に支えられているか、徐々に実感していった」と振り返り、スタッフとの関係性の構築や、ファンの存在の重要性について強調。そうしたなか、コミュニケーション力や周囲と向き合う姿勢が不可欠だと語った。
また西原社長も、業界で求められるのはプレイスキルだけでなく、人と協働できる力や社会性だと指摘。選手志望であっても発信力や人間性がキャリアを左右するという現場感のある話が印象的だった。
今回のZETA DIVISIONゲーミングアカデミーではチーム運営やチームマネジメントなどもカリキュラムに組み込まれており、このあたりも深掘りして学ぶことができそうだ。
今、eスポーツ業界では、プレイヤーだけでなく、イベント運営や映像制作など、eスポーツを「仕事にする」ための選択肢が確実に広がっている。eスポーツを「好き」で終わらせないために、このスクールは新たな可能性を示してくれる存在になるのかもしれない。
