方向性を重視した永井花奈は“肩を縦に回して”インパクトゾーンを長くとる


Point 腕のローテーションを抑えてスクエアフェースを長くキープして振り抜く。
スクエアフェースで長く押すことで曲がりを抑える
永井選手のスイングは、飛ばすことよりも方向性を重視したいと思っている人にオススメです。ポイントは肩を縦に動かしているところ。肩を縦に回すというのは、スイング中に肩と骨盤が近づいている形になる。写真ではわかりにくいですが、バックスイング(❸)やインパクト(❻)を見ると、肩を骨盤のほうへ引き寄せるようにスイングしています。
肩を縦に回転させると飛ばす要素は少し減ってしまいますが、曲がる要素は少なくなって方向性がアップ! 肩の横回転はフェースが開きやすくなりますが、縦に動かすとフェースを目標方向に向ける時間を長くすることができるのです。インパクトゾーンでのフェースの向きもスクエアになり、その向きでボールを長く押すように打てばボールが曲がりにくくなる。ボールを長く押すには、❼のフォローのように、フェースをあまり返さずに振り切ることがポイントになります。
肩を縦に動かすためには、体側の柔軟性が必要になります。これは、クラブを肩に乗せて骨盤と肩を近づけるストレッチのような素振りが効果的。普段の生活ではなかなか肩を縦に動かすことはないので、普段から繰り返し行って、体側の柔軟性を上げてください。簡単なのでどこでもできますよ。
いかがでしたか? 3人のプロのスイングをぜひ参考にしてください。

小祝さくら
●こいわい・さくら/1998年生まれ、北海道出身。158cm。

原英莉花
●はら・えりか/1999年生まれ、神奈川県出身。173cm。

永井花奈
●ながい・かな/1997年生まれ、東京都出身。155cm。

解説=中村香織
●なかむら・かおり/1986年生まれ、京都府出身。
写真=中野義昌、相田克己、高橋淳司
