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「ウェンビーやニコラを軽視するわけではないが…」元ナゲッツ指揮官が今季のMVPにSGAを推挙「試合に影響を与える能力が素晴らしい」<DUNKSHOOT>

「ウェンビーやニコラを軽視するわけではないが…」元ナゲッツ指揮官が今季のMVPにSGAを推挙「試合に影響を与える能力が素晴らしい」<DUNKSHOOT>

NBAの2025-26シーズンのMVP候補は、今後数日以内に候補者が減ることになりそうだ。

 現地時間4月2日(日本時間3日)を終え、56勝21敗(勝率72.7%)でイースタン・カンファレンス首位を走るデトロイト・ピストンズは、大黒柱のケイド・カニングハムが左の肺気胸から順調に回復しているものの、1週間後に再検査を行なう予定と発表。

 また、2日のオクラホマシティ・サンダー戦で96-139の大敗を喫したロサンゼルス・レイカーズは、ルカ・ドンチッチが左ハムストリング負傷のため第3クォーター途中で退場。MRI検査の結果次第ではあるが、ケガの程度によってはレギュラーシーズンの残り試合全休になる可能性がある。

 このままカニングハムとドンチッチが“65試合出場”の条件をクリアできない場合、彼らは個人賞の受賞資格を失い、オールNBAチームなどのアウォードも対象外となる。

 そうなると、今季のMVPレースはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA/サンダー)、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)による三つ巴の争いになりそうだ。
  SGAはレイカーズ戦でゲームハイの28得点に7リバウンド、7アシストをマーク。ここまでリーグ2位の平均31.6点に4.4リバウンド、6.5アシスト、1.40スティールと申し分ないスタッツを残しており、チームは61勝16敗(勝率79.2%)でリーグ首位に君臨している。

 59勝18敗(勝率76.6%)でウエスタン・カンファレンスならびにリーグ2位につけるスパーズのウェンバンヤマは、平均24.7点、11.5リバウンド、3.0アシストにNBA最多の3.07ブロックを記録中。3年目でMVPとなれば、2010-11シーズンのデリック・ローズ(元シカゴ・ブルズほか)に次いで、史上2人目の22歳で受賞した選手になる。

 一方、ヨキッチ率いるナゲッツは、現在ウエスト4位の49勝28敗(勝率63.6%)。セルビア出身のビッグマンは平均27.7点に13.0リバウンド、10.8アシストと2シーズン連続の“平均トリプルダブル”を確定させており、さらにリバウンドとアシストはリーグ1位と驚異的な数字を残している。

 そんななか、昨季終盤までナゲッツで指揮を執り、現在は『ESPN』でアナリストを務めるマイケル・マローンがMVPレースを分析。1日に放送された番組『NBA Countdown』で、教え子のヨキッチではなくSGAをMVPに挙げた。

「彼はNBAで最高のクラッチプレーヤーだと証明してきた。試合終了間際の30秒以内で、同点または逆転となるフィールドゴール(FG)を5回試み、すべて成功させているんだ。それに、彼はガードとして史上初めて平均30点以上でFG成功率55%を達成する可能性がある」 ウェンバンヤマが平均ダブルダブル、ヨキッチが平均トリプルダブルを残す一方で、SGAがアベレージでダブルダブルに達することはない。

 それでも昨季のMVPは、試合時間残り5分・5点差以内のクラッチゲームでリーグ1位の平均6.5点にFG成功率51.5%、フリースロー成功率85.3%を記録中。3ポイント成功率は35.1%ながら、今季は勝負所で何度もステップバックスリーを決めてチームの窮地を救ってきた。

 マローンが指摘したように、シーズンを通じたFG成功率はキャリアハイの55.1%と精度も高く、ディフェンディングチャンピオンの得点源としてMVPにふさわしいパフォーマンスを見せている。
  マローンの称賛は続く。

「安定性について言えば、毎試合20得点、しかも相手ディフェンスが対策を練っている状況でそれを達成し続けるなんて、本当に驚くべきことだ。ウェンビーやヨキッチ、他の選手たちを軽視しているわけではないが、SGAはあらゆる面で試合に影響を与える能力という点で、信じられないほど素晴らしいと思う」

 相手チームから執拗なマークを受けようと、SGAが20得点以下に終わることはない。2024年11月1日から続くレギュラーシーズン連続20得点超えの試合数は137へ達し、1961年から63年にかけてウィルト・チェンバレン(元サンフランシスコ・ウォリアーズほか)が残した126試合をはるかに上回り、NBA歴代最長記録を更新している。

 SGA、ウェンバンヤマ、ヨキッチ。彼らはいずれも驚異的なスタッツを残し、チームをプレーオフへ導いている。ここまで来ると、投票権を持つメディアや放送関係者たちの好みや考え、優先度がポイント数を左右するだけに、今季は僅差の争いになるかもしれない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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配信元: THE DIGEST

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