【仮面ライダーゼッツ】主演・今井竜太郎インタビュー「変身ポーズは20回撮り直しました」の画像一覧
本誌の人気長寿連載「ビームス特撮部」。セレクトショップ「BEAMS」の特撮好きスタッフによって結成されたビームス特撮部が、毎回特撮に関わる様々な人・現場に取材を行っています。セレクトショップ「BEAMS」の特撮好きスタッフによる人気連載「ビームス特撮部」。今回は、9月から放送がスタートした話題の『仮面ライダーゼッツ』で主演を務める今井竜太郎さんが登場！初のテレビドラマ主演で“無敵のエージェント・万津莫”を演じる今井さんに、変身ポーズ誕生秘話からアクション撮影の裏側、そしてヒーローとしての想いまでを聞きました。
『ミッション・インポッシブル』や『ルパン三世』を何度も観ました
ビームス特撮部（以下、特撮部） 万津莫（よろづ ばく）を演じるにあたって、何か参考にしましたか？
今井 『ミッション・インポッシブル』のトム・クルーズさんのアクションや『ルパン三世』のルパンの立ち振る舞いなどを、何度も観て勉強しました。夢の世界の莫は無敵のエージェントなのですが、紳士的でもあるんです。そんな一面も加味して、ちょっとした表情や動作にも無敵感が出ることをすごく意識して演じています。
特撮部 特撮ならではの撮影は何か体験しましたか？
今井 ワイヤーアクションを体験しました。撮影は真剣に臨みましたが、始まるまではワクワクする気持ちが強くて、怖さはあまり感じなかったです。スタッフさんから「（ワイヤーで吊られながらの）回転とか、最初は難しいよ」と言われていたのですが、「上手だね」と言ってもらえたのがすごく嬉しかったです。アクションシーンはほぼ初めてでしたが、体を動かすのは自信があるので精一杯頑張りました。
かっこよさを追求するため、変身シーンを20回撮り直しました
特撮部 最初の変身シーンはいかがでした？
今井 緊張と楽しみという気持ちが同じくらいありました。子どものころに何度も変身ポーズを真似して遊んでいましたが、いざ撮影で「変身！」と口にしたら、この言葉には色々な想いが込められているんだというのをあらためて実感できて、すごくアツい気持ちになりました。
特撮部 ちなみに、撮影は一発OKでしたか？
今井 実は1話の変身シーンを撮影するとき、直前で変身ポーズに指パッチンを入れることになったんです。利き手じゃない左手でやることになったのですが、かっこよく指パッチンをするのが難しくて……。20回ぐらい撮り直したと思います。
特撮部 まだ1話を観ていない方には、注目シーンになりますね。他に1・2話の見どころは？
今井 1話冒頭のガンアクションシーンは体を張って頑張ったので、ぜひ注目していただきたいです。1・2話を通じては、夢の世界で無敵のエージェントとして活躍する莫のかっこよさを観ていただきたいです。そして、夢の世界の莫と現実の莫の違いにも注目していただければと思います。
特撮部 最後にこの1年の抱負を！
今井 『仮面ライダーゼッツ』は関わっている方全員がアツい気持ちで作っているので、たくさんの方の心に届いてほしいです。僕自身は、観た方が無敵のエージェント・万津莫に憧れてもらえるよう頑張りますし、この1年で多くのことを吸収して成長したいです。
今井竜太郎さん
2005年生まれ、埼玉県出身、俳優。『仮面ライダーゼッツ』の万津莫（よろず ばく） ／ 仮面ライダーゼッツ役でテレビドラマ初主演。
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