
【問題】
冬の寒い日に誰もが経験するあの感覚を表す動詞です。ひらがなではよく見かけるのに、漢字になった瞬間に難易度が跳ね上がります。
★ ヒント
寒さで手足が冷たくなり、思うように動かなくなる状態のことです。冬場に手袋なしで外に出ると、指が○○○○でしまいますよね。
【解説】

「悴む」は「かじかむ」と読みます。寒さのせいで手足の感覚が鈍くなり、うまく動かせなくなる状態を表す動詞です。「悴」という漢字は、りっしんべんに「卒」を組み合わせた形で、やつれる・憔悴するという意味を持ちます。「憔悴(しょうすい)」の「悴」と同じ字で、体が衰えてやつれる様子から、寒さで手がこわばる意味にも転じたと考えられています。古語では「かじける」という形でも使われ、寒さに凍える意味で平安時代の文学にも登場します。現代では「手がかじかむ」という表現が最も一般的で、冬の季節によく耳にする言葉です。しかし漢字で書かれると「憔悴」の「悴」だと気づける人は少なく、代表的な難読漢字の一つとなっています。
身近な言葉ほど漢字にすると奥深い意味が隠れているものです。次回もあっと驚く難読漢字をお届けしますので、ぜひチャレンジしてください!



