イタリアから取り寄せた食器を開封したら……。伝統技術を活用した“まさかの展開”が、X(Twitter)で約7万3000件の“いいね”を獲得し、700万回以上表示されるほど話題になっています。
投稿者は、サッカーをはじめとしたスポーツ好きのXユーザー・watari(@watari_venezia)さん。今回話題になっているのは、イタリア・ヴェネツィアのサッカークラブ「ヴェネツィア・フットボール・クラブ」のグッズを購入したときの出来事です。
同チームのロゴが入ったカップ&ソーサー2組を購入。しばらくしてイタリアから届いたダンボール箱を開けてみると、そこには1枚のソーサーがぱっくりと割れていました。ダンボール箱にはエアー緩衝材は入っていたものの、不十分だったため配送の衝撃で割れてしまったのだと思われます。あまりにシンプルすぎる梱包に、watariさんは思わず「梱包雑すぎッ」とツッコみました。
その後、クラブ側から返金対応を受けたwatariさん。ただ、海外発送で商品交換は難しいため、「それならば自分で直して大切に使い続けよう」と考え、なんと交換は諦めて自身で“金継ぎ”による修復を試みることに!
金継ぎとは、欠けたり割れたりした陶磁器を漆(うるし)で補修し、継ぎ目を金粉などで装飾する日本の伝統的な修復方法。完全に2つに割れていたソーサーは、まるで最初からこのデザインだったかのようなおしゃれな仕上がりになっています。
ソーサーの中央に走る継ぎ目はなめらかで美しい光沢を放っており、落ち着いた金色が深いグリーンの地色によく映えています。
丸いソーサーに走る稲妻のようなラインはとてもカッコ良く、無惨に割れた食器がこんなにスタイリッシュに生まれ変わるとは! 何より、愛するクラブのグッズを大切にしたいと思い、日本の伝統技術で再生させようと試みたその思いがステキですね。
センス抜群のリカバリーに、Xでは「金継ぎ上手すぎッ」「カッコいい! センスいい!!」「これはこれで唯一無二の皿だ」「こりゃ美しい 緑と金って合いますね」「更に美しくなっていてすごい……」「尊敬するわこういう人」「金継ぎ考えた人ってまじで天才だと思う」などの反響が寄せられています。
画像提供:watari(@watari_venezia)さん

