女子テニスの元世界ランキング1位、イガ・シフィオンテク(ポーランド/現4位)が現地4月2日、自身のインスタグラム(@iga.swiatek)のストーリーズ(24時間で自動消去される投稿)を更新し、元王者ラファエル・ナダル(スペイン/引退)の元コーチであるフランシスコ・ロイグ氏(スペイン/58歳)を新コーチとして迎えたことを発表した。さらに同3日には、さっそくロイグ新コーチの指導を受けながら練習する様子を公開している。
公開された画像は、ナダル氏が運営するラファ・ナダル・アカデミー(スペイン)で撮影されたもの。「ここマヨルカで、毎日トレーニングに励み、学び、この日々を心から楽しんでいます。まるで自分の家のように温かく迎えてくれてありがとう」とのメッセージとともに、笑みを浮かべるシフィオンテクの姿のほか、ロイグ新コーチから指導を受ける場面、さらには2人を温かく見守るナダル氏の様子が収められている。
この投稿にはフォロワーから「イガ、笑顔の君を見られて本当に嬉しいよ」「笑っているイガこそ、私たちに必要なもの」など、新体制のもとで生き生きとした姿を見せるシフィオンテクを歓迎する声が数多く寄せられている。
昨季はウィンブルドン選手権を含むツアー3勝を挙げたが、今季は出場した4大会すべてでベスト4に届かず苦戦。さらに3月の「マイアミ・オープン」(WTA1000)では、2021年11月のシーズン最終戦「WTAファイナルズ」(メキシコ)以来となる、実に74大会ぶりの初戦敗退を喫するなど、厳しい状況が続いていた。
そうした流れのなかで、2024年10月から指導を受けていた名将ウィム・フィセッテ氏(ベルギー/46歳)とのコーチ契約を解消し、新たなパートナーとしてロイグ氏を迎えたシフィオンテク。クレーコートシーズンを前に、「クレーキング」と称されたナダル氏の指導経験を持つロイグ新コーチの存在は、大きな追い風となりそうだ。
24歳にしてツアー通算25タイトルを誇り、そのうちクレーコートでは「全仏オープン」4勝を含む通算10勝を記録。「クレーの女王」とも称されるシフィオンテクが、新体制のもとで低迷を脱し、再び赤土で躍動する姿に期待が高まる。
構成●スマッシュ編集部
【画像】シフィオンテクが公開したロイグ新コーチと練習に励む姿
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