
「言い訳できない恥」「信じられない」W杯予選敗退のイタリア代表に伝説FWデル・ピエロが苦言「我々は大きく遅れている」
20年前に栄光を成し遂げたレジェンドは、母国の現状を嘆いている。
イタリア代表は北中米ワールドカップ(W杯)の欧州予選プレーオフ決勝で、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表にPK戦の末に敗れた。優勝4回を誇るアッズーリ(イタリア代表)は、これで3大会連続の予選敗退。最短で16年もW杯の舞台から遠ざかることになる。
『Mediaset』によると、かつてユベントスで活躍し、イタリア代表で2006年のドイツW杯優勝を達成したFWアレッサンドロ・デル・ピエロは、「悲しみ、怒り、落胆、信じられない気持ち...たくさんのネガティブな感覚がある」と話した。
「最初はショックだった。2度目は悪夢だった。3度目は言い訳できない恥ずかしさだ。誰のせいかは関係ない。我々は大きく遅れている。自分たちの水準からもそうだが、勇敢に特定の道のりを始めて最初からやり直したドイツやフランスのような国々からもだ。ただ、今のイタリアでは解決策がはるか遠くに思われるがね」
どうすればイタリアは復活できるのか。意見は様々だ。レジェンドは「我々全員が熱意をもって解決しようと、反撃、再出発、挑戦、学び、仕事への意欲を持たなければならない」と述べている。
「すべてを解決できるひとりがいるはずはない。男子サッカーで何がうまくいっていないのかを分析しなければならないんだ。女子サッカーやほかのスポーツはとても素晴らしくやっているのだからね。問題は育成部門にある。でも、スタジアムや投資も問題だ。多くの人による」
デル・ピエロは「一歩後退し、自分たちはもうベストではないと言わなければならない。2番手でも3番手でもないとね。誇りは脇に置き、謙虚になることが必要だ」と続けた。
「お金の問題だけじゃない。プロジェクトが必要で、そのステップを尊重しなければならない。時間が必要だ。ジャンピエロ・ガスペリーニはアタランタで不滅の存在となった。カルロ・アンチェロッティは、ユベントスでは世界で最も無能な監督のように見られたが、実際はそうじゃない。自分のことだけを考えていてはいけないんだ。選手はつくるものじゃなく、助けて育て上げるものだよ」
ローマは一日にしてならず。復権への道のりは長い。だが、すでに3大会連続でW杯を逃し、周囲の重圧は強まるばかりだ。連盟会長と代表監督が退陣となり、新たに再出発を余儀なくされたイタリアは、世界最大の舞台に戻ってくることができるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「やはり彼は危険だった」聖地でイングランドを粉砕した日本代表、英紙記者が三笘薫とともに絶賛した選手は?中村でも佐野でも鎌田でもなく…【現地発】
【記事】日本を舐めているのか。イングランド代表の名将が用意したのは“とんでもない愚策”だった
【画像】Jリーガーが好きな女性タレントは?長澤まさみ、ガッキー、広瀬すずらを抑えての1位は…
