マクラーレンのランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がF1シンガポールGP予選のアタックをノリスに妨害されたと非難したことに対し、「彼らはいつも文句を言う、それがレッドブルだ」と反論した。
予選終了間際、5番グリッドを獲得したノリスがピットに向かうインラップ中、後方からアタック中のフェルスタッペンが最終セクターで接近した。フェルスタッペンはトップグループで最後にチェッカーフラッグを受けたドライバーだった。
フェルスタッペンの2~3秒前を走っていたノリスはピットへ向かう途中で減速。フェルスタッペンはブレーキロックを起こしてターン16のエイペックスを外し、そこでアタックを中断。怒りを露わにノリスに向かって身振りで抗議した。
「2秒先をゆっくり走るマシンが前を走っているとこうなるんだ。覚えておくよ、忘れないからな」とフェルスタッペンは後に語った。
しかしmotorsport.comの取材に対し、ノリスはライバルの苦情に困惑した様子を見せた。ノリスは十分な差を保っていたため、相手に影響を与えていないと感じていたからだ。
「彼らはいつも文句を言う。何でもかんでも文句を言う。それがレッドブルだ。まったく理解できない。僕は3秒もリードしていた。まったく理解できないよ」
ノリスは金曜日のフリー走行から苦戦し、予選ではタイトル争いのライバルであるオスカー・ピアストリの後塵を拝する5番手にとどまった。
チームにとって得意だと見られていたサーキットであるにもかかわらず、マクラーレンの2台はポールシッターのジョージ・ラッセル(メルセデス)のペースから大きく遅れ、ピアストリは0.366秒差の3番手、ノリスは0.428秒離された。
「全てをまとめきれなかった。ほんのわずかな差の話だ。明らかにチームとしてマシンが正しい状態にない」とノリスは語った。
「単純に速さが足りない。特に(ラッセルのような)1分29秒1を出すのは現時点では僕たちの手の届かない領域だ。昨年や今年の僕たちが時折、他のチームに対してそうだったようにね」
「状況は一変し、今週末は誰もがフロントタイヤにかなり苦しんでいるようだ。それが僕たちのマシンの弱点であることは承知しているし、アンダーステアは僕にとって最悪の悪夢でもある」

