現地時間10月4日、ポストシーズンの地区シリーズ第1戦に臨んだロサンジェルス・ドジャース。敵地シチズンズバンク・パークでのフィリーズ戦、2回に3点を先行されたが、6回に2点を返すと、7回にテオ・ヘルナンデスの3ランホームランで5−3と逆転し、そのまま勝利を収めた。
6回を3失点で抑えた大谷翔平が勝利投手の権利を得るなか、9回裏からマウンドに上がったのは佐々木朗希だ。初球から101マイル(約162.5キロ)をマークすると、フィリーズのリアルミュートを空振り三振。1死からケプラーに二塁打を浴びるも後続をたって勝利に貢献した。
投球内容は1イニング、球数11、奪三振1、被安打1だった。
実は佐々木が投球準備を始めたのは9回表の1死から。なかなか慌ただしい中での準備となった。佐々木自身も「ちょっとびっくりした」と緊急リリーフを振り返っている。そこで佐々木に落ち着きをもたらしたのは、なんと大谷翔平だった。
9回表の第5打席、大谷はボールを見極めながら四球を選んで“貴重な時間を作った”のだ。たかが四球、されど四球。大袈裟かもしれないが、”勝敗を分けた数分間“とも言えるだろうか。実際、佐々木も「ランナーがひとり出て時間はあった」と証言している。
佐々木に落ち着きをもたらした大谷のファインプレー。佐々木が見事に抑えたことで大谷は勝利投手となっている。
構成●THE DIGEST編集部
【画像】2連勝で地区シリーズ進出決定!ドジャースの大谷翔平、山本由伸らが歓喜のシャンパンファイト!
【記事】ドジャースがNLDS先発ローテを発表! 大谷翔平、スネル、山本由伸ら“最強三本柱”でフィリーズ討伐へ グラスノーは初戦からリリーフ起用も
【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻&パートナー”を一挙紹介!

