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質素な食事が好きだった豊臣秀吉が晩年、体力回復のために好んで食べていた“猛獣”の肉

質素な食事が好きだった豊臣秀吉が晩年、体力回復のために好んで食べていた“猛獣”の肉

虎の肉を食べて力をつけようとしていた秀吉

さて、晩年の秀吉は、驚くことに虎の肉を食べている。虎は、一気に千里を駆けると信じられており、そんな虎のパワーにあやかろうと、虎の塩漬け肉を食していたという。朝鮮出兵(文禄・慶長の役)では多くの武将が虎を捕獲し、その肉を競って秀吉に贈っていたようだ。

加藤清正が虎退治をした姿が浮世絵などで残っており、武勇伝の一つとなっているが、もしかしたら清正の虎退治も、秀吉に虎肉を贈呈するためだったのかもしれない。

しかし、残念ながら虎肉では秀吉の体力が回復することはなく、朝鮮出兵を断行している最中に、六十二歳で生涯を閉じてしまった。

戦国武将は戦がないとき、何をしていたのか

河合敦戦国武将は戦がないとき、何をしていたのか2026/2/121,078円(税込)254ページISBN: 978-4591188477

戦うだけが仕事じゃない! 
戦国武将も、現代人と同じ悩みを抱えていた。武田信玄は浮気を弁解、織田信長は正倉院の宝物である香木を切り取り、伊達政宗は恋に泣き、高山右近は地位よりも信仰を優先し、茶の湯で政治を操り、南蛮料理に夢中になり、人身売買で財力を築く。戦場以上に熱い、濃厚なドラマを暴く。

・伊達政宗は教育パパ
・武田信玄、浮気を弁解する
・部下にやる気を出させる加藤清正の采配
・君主から転職の邪魔をされる
・織田信長と森蘭丸の性愛関係は嘘
・イルカ・猿・熊・狸など、新しい食べ物に飛びつく
など、戦国武将の仕事からオフタイムまで、知られざる素顔をのぞく!

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