ラ・リーガ第30節でアトレティコ・マドリーとバルセロナが対戦し、優勝争いの行方を左右する一戦は劇的な決着を迎えた。
首位に立つバルセロナは、2位のレアル・マドリーが敗れた直後という状況もあり、勝点差を広げる絶好の機会。連勝中の勢いそのままに敵地へ乗り込んだ。一方のアトレティコは前節黒星で4位に後退しており、巻き返しへ勝利が求められていた。
立ち上がりから試合は互いに激しい主導権争いとなった。アトレティコはアントワーヌ・グリーズマンが攻撃を牽引し、バルセロナはラミネ・ヤマルの鋭い仕掛けで応戦。均衡が破れたのは前半終盤で、背後へのロングボールを起点にジュリアーノ・シメオネが先制点を奪った。
しかしバルセロナもすぐさま反撃し、マーカス・ラッシュフォードが個人技から同点弾を記録。さらに前半終了間際にはアトレティコが退場者(ニコ・ゴンサレッス)を出し、試合の流れは大きく傾いた。
数的優位を得た後半、バルセロナはボールを保持して押し込む時間を増やす。ヤマルを起点に幾度も決定機を生み出すが、アトレティコも粘り強い守備で対抗し、試合は1-1のまま終盤へ。そして87分、ジョアン・カンセロのシュートのこぼれ球をロベルト・レバンドフスキが押し込み、ついに土壇場で逆転に成功した。
スペイン紙『MARCA』はこの試合を、「バルセロナの勝負強さが際立った一戦」と評価。「数的優位を活かして最後まで攻め続けた姿勢」が勝因だとし、土壇場で勝利を引き寄せた決定力を強調した。終盤の一撃で勝点3をもぎ取ったバルセロナは、マドリーとの差を7に広げ、ラ・リーガ連覇へ向けて大きく前進した。
構成●THE DIGEST編集部
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